長男が初心者だけの将棋大会で最多勝で表彰されました。そこそこ強いとは思っていたけど、結果は出せていなかったので勝てて良かったです。

長男が初心者だけの将棋大会で最多勝で表彰されました。そこそこ強いとは思っていたけど、結果は出せていなかったので勝てて良かったです。

6勝2敗で最多勝。

8連勝も夢じゃなかった、と思うんですけどねぇ。まあ、よく頑張りました。

子供の顔色を見て、優勢なのか劣勢なのかドキドキしながら、観戦していました。親バカ丸出し。

先生は女流三段の高橋和さん。私が若かりし頃、女流棋士として一世を風靡したので、感慨深いものがありました。

母の日記ではじめて知った「愛」と「絆」。
勝負師として生きるより、自分らしく生きたい!「女流プロ棋士」という特殊な世界で、14歳から生きてきた。
4歳のときの交通事故の後遺症と、ずっとたたかってきた。
誰にも打ち明けられなかった真実の青春、書きおろし!きれいにかたづけておいたはずの机の上に、何やら置いてあるのに気づいた。
見慣れない1冊のノートと、「高橋和棋士」と書かれた封筒。私は引き寄せられるようにノートのほうに手を伸ばし、はじめの1ページを開いてみた。
「……嘘でしょ」頭がまっ白になり、思わず天を仰いだ。見覚えのある癖字でびっしりと書かれた1月21日から始まる母の日記。そう、14年前の事故に遭ったあの日から、私が退院するまでの日記だった。まさかこんなものがあったとは……。
忘れかけていた事故当時の映像がフラッシュバックしてくる。事故の瞬間、白い骨まで見えた左足、母の顔、病院生活……。
私はきちんと座りなおすと、もう一度おそるおそるノートを開き、静かに読み始めた。――(本文より)