- 2013/10/06
長男の誕生日プレゼントとして、長女が自分のごくごく僅かなお小遣いで、買ってあげました。が、しかし、・・・
守銭奴の長女なのに、気前よく3個も東急のおもちゃ祭り的なところで買ってあげてました。感動的。長男もす……
丸付けは親、もしくは、先生がやるべきだと思っています。
それは、子どもが自己採点するとズルをするものだと思っているからではありません。(そういう面もないわけではないですが。)
丸付けをすることで、真の実力や苦手分野、ミスの傾向など子どもの置かれている状況が手に取るようにわかるからです。コーチングが機能するためには、コーチする対象のことをよく知っていることが重要なはずです。
http://konchan.net/x/archives/19613
子どもに自己採点を促すということは、サポートする大人にとって楽なことですが、大切な役割を放棄しているとしか思えないので、やめたほうがいいと思います。
以下のブログにほぼほぼ賛成です。丸付けをしなくても、答案をみて把握すれば、同じ結果になりますが、人が丸付けしたものを、忙しい中で、じっくり見るというのは、すごい精神力が必要なので、私にはできません。
全員が全員というわけではありませんが、志望校に合格する親御さんには、ある共通した特徴があります。それは、これです。
親御さん自身が、お子さんの学力や苦手箇所を「正確に」把握している。
メールの内容を見ても、曖昧な点がほとんどありません。文章を読めば、お子さんとよくコミュニケーションをとっている足跡が見えます。勉強面でもどの部分が苦手で、どこでつまずいているかもはっきりしています。
恐らく、お子さんの学習サポートを通して、お子さんのことを誰よりも正確に把握しているのでしょう。
では、どの程度お子さんの学力を把握しておけば良いのでしょうか?
これは、カンタンです。親御さんは、お子さんの学力を「誰よりも」正確に把握するよう努めてください。勉強をする本人よりも。そして塾の先生よりもです。といっても、親御さんはお子さんの勉強がわからなくても大丈夫。問題が解けなくてもよいのです。解けなくてもいいので、お子さんがどこができて、どこでつまずくかを、できるだけ正確に把握していくのです。
これはお子さんの勉強している姿や答案用紙をよく見ていれば自然にわかるようになります。
単純に成績が伸びない、算数が苦手というものではなく、できるだけ細かい部分までお子さんの学力を把握してください。普段から、お子さんのマル付けをしたり、テストの答案をよく見たりして、何ができるようになって、何がまだできないか、どこで失点しやすいかを把握するように努めて下さい。
一方、お子さんの勉強に一切ノータッチ、塾などにお子さんの勉強を“丸投げ”するとどうでしょうか?これはもう運でしかなくなります。
お子さんの良い面・悪い面、得意な点、苦手な点をすべて正確に把握してくれ、個別に解決策を提示してくれる良い先生に運よく当たれば、順調に成績は伸びていくでしょう。しかし、現実として、集団指導の現場において、そこまでお子さんのスキルを把握できる塾講師はひとにぎり。講師全体の3%程度しかいないのではないでしょうか?
お子さんの日々の学習効果を最大化するカギを握っているのは、あなた。あなた自身なのです。どの教材を使うのか、どの先生に教えてもらうか、どの塾に入れるのかは大きな問題ではありません。
疲れている、忙しい、時間がない。そんな中でも手間をかけて真剣にお子さんの勉強に向き合おうとするあなたの気持ち、そして行動がカギなのです。
最終的には、運に頼るしかなくなってしまいます。もっとも学習効果の高いものとは、親御さん自身が誰よりもお子さんの勉強を把握することなのです。