星野君の二塁打という本が話題になっていますが、日大のアメフトと全く違う話にしか思えないです。

バントと反則タックルの指示は違うでしょ。

好投手であり強打者の星野くんはその日3打数ノーヒット。
終盤ランナー1塁の場面で監督はバントのサイン。
一度は受け入れたものの直感で打てると判断し決勝打を放つも、命令を聞かず自分の判断で行動した事が監督の癪に障り後日制裁を受けるというお話。

結構、軍隊式だと批判している人が多いけれども、直感で好き勝手やられたら、戦略も戦術もあったもんじゃないと思うんですけどね。指示がそれなりに正しい前提ですが。

 

でも、この後で、監督が言っているのは大反対。バカじゃないの、と思います。

いいか、みんな、野球はただ勝てばいいんじゃないんだよ。健康な体を作ると同時に、団体競技として、共同の精神を養うためのものなんだ。ぎせいの精神のわからない人間は、社会へ出たって、社会を良くすることなんて、とてもできないんだよ。

監督はバントのほうが点を取れる確率が高いと判断したんだから、選手の一存で確率が低い作戦を取られたらたまらない、勝つために指示を守らないと困るというなら賛成だけど、共同とか犠牲とか言い始めると、全く違うクソみたいな道徳の話になっちゃうんですよね。