小学生の運動会なんて、そんな面白いもんではないけれども、リレーや騎馬戦は盛り上がりますね。リレーは足が遅いので出場することができませんが、騎馬戦は全員参加なので、長男も参戦です。
が、背の低い長男は、全騎馬の中で、最も小さい騎馬です。誰と当たっても、相手は格上。少なくても、体格的には、圧倒的に不利です。18騎いるらしいのですが、18番騎って感じです。
それでも、絶対に勝ちたい、って言うんで、馬上鉢巻取りの映像を見せて、大きい相手が来たら、帽子を守って、相手の胸を強く押してバランスを崩してから、取りに行け、とアドバイスを送ったら、押すのは反則らしいです。
万策つきたか、と思ったけど、実際に戦ったら、あっけなく勝っちゃいました。
1対1の一騎打ちで勝ち、その後の団体戦でも、敵の大きな上級生に狙われるも、回れ右して走って逃げるという大技を使い、生き延びて、なんだかんだ勝利に貢献していました。本人曰く、大きい騎馬を引き付ける作戦だったとのことです。ん…調子に乗り過ぎでは?
騎馬も半分崩れ、おんぶに近い状態で逃げ回る姿に、周りの大人はウケていました。「ちっこいのガンバレ」という声援も。
100m走はハナ差の2位で、リプレー検証して欲しいぐらいの僅差だったのは悔しかったですけど、騎馬戦、いや、馬上帽子取りに勝ったので、なんだかんだ言って、いい運動会でした。
長女の最後の運動会のときの感動以来の盛り上がりでした。あくまでも、親バカ基準です。