- 2018/01/30
イミテーション・ゲーム、煽られている割には、盛り上がるところがあまりない淡々とした映画でした。
暗号を解読するために、多くの犠牲を払ったけど、結果的に戦争の早期終結に寄与したというのはわかりますし……
先生は要らない、要るのはコーチだと、常々言っているので、手取り足取り教えてるのは逆効果だというのは、完全同意です。
http://konchan.net/x/archives/19613
さらに、勉強ができないのは、勉強量が少ないから、というのもほぼ同意です。
そして、勉強する楽しさや目的を明確化してあげることがやる気につながるというのは、確かにその通りですね。子どもたちに、そういう観点で、もっと話をしなければいけないなぁ、と反省しました。
本では勉強の計画も自分で立てさせるようにする、と書いてあったけど、学校の定期試験レベルならそれでも良いと思いますが、中学受験ではちょっと異なると思います。カリキュラムの量も多いですし、子どもが考えるのは無理があるからです。
プロのアスリートだって、トレーニング計画はコーチが立てて、本人に説明し、ディスカッションし、合意したうえで取り組むというのが一般的な気がします。
だから、納得というプロセスがあれば、いいんじゃないでしょうか。
ただ、この著者、なんとなく好きになれません。
どうして、そう思うかというと、鬱陶しいからですかね。自分が成功したやり方を押し付けてくるからで、「正義を振りかざす人々」と同じにおいがするんでしょう。しかも、自分が成功したやり方が、あまり共感を得ないところがポイントなのかもしれません。
情熱があるのは良いと思いますが、少なくとも、文章からは、鼻持ちならない感じが伝わってきました。
「教えないほうが成績伸びる」という衝撃の事実!「先生、教えてくれて、ありがとうございます」ではなかったのです!
教わりに行くのは、勉強ではなく、「勉強方法」と「先生の生き方」だけにして下さい(笑)。勉強は自分でやらなければ、成績は上がりません。
今まで、いくつも学習塾を渡り歩き、それでも成績が伸びなかったあなた!それは、学習塾に教わりに、先生に教わりに、行っているからです。その勉強では、いつまでたっても伸びませんよ。
「2020年からは、教えない授業が主流になります!」とお話しすると、驚かれる方がたくさんいることに、逆に驚きます。
それが、むしろ普通です!教えない授業とは、一体何をしているのか??私の教室で行っているとってもシンプルな授業方法、その秘密を公開します!
2020年教育改革以降、お子様が遅れを取らないために、今から出来ることを準備しておきましょう。
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一緒に子どもたちの明るい未来を作っていけるといいですね!