もはや、ガチで負けるようになったので、戦力を分析してみました。
- 序盤・・・手損とか、形の悪さとか、ほとんど気にしないので、見たことない戦型になると著しく弱いです。定跡や考え方を学ぶと、もっと強くなるはずなんですけどねぇ。(定跡で不利だと言われている変化に、いつも飛び込んでいっちゃいます。ただ、逆転勝ちしているだけなのに、その変化に自信を持っているみたいです。)
- 仕掛け(序盤~中盤)・・・ここの雑さは、いただけないです。いろいろ選択肢がある中で、じっくり考えずに、安易な選択肢を選ぶことが多いです。だから、同じぐらいの棋力の相手だと、だいたい、形勢不利で中盤戦を戦っている印象です。
- 中盤・・・まあ、普通かな。傾向としては、駒損でも、お構いなしに攻める傾向にあるので、受けの強い人には苦戦するけど、受けが弱い人には一方的に勝つことも多い気がします。あと、受けの基本的なパターンとして、駒を使って、謝る・埋める、という手段が多いので、捌くとか、放置するとか、受けのバリエーションが増えると強くなる気がします。
- 寄せの準備(中盤~終盤)・・・この領域は、無茶苦茶、強いです。特に攻めは強烈です。何もないところからでも、手を作って、あっという間に相手の玉を追い詰めることができます。ほとんど、この力で逆転している気がします。中盤で形勢不利でも、相手が攻めをもたついていると、勝負形にできるのは凄いです。
- 終盤・・・ここも強いですね。詰将棋で競争すると、私と比較して、断然、速く解いてしまいます。特に攻めるほうは、かなり正確だし、速いので、1回優勢になるとかなりの確率で勝つ気がします。反面、受けは甘いところもあるので、もう少し訓練したほうが良い気がします。なので、「逃れ将棋」を勧めているのですが、本人は普通の詰め将棋のほうが好きみたいです。
ということなので、序盤で圧倒的なリードを奪って、攻め続けて、長男の攻めのチャンスを与えないというのが、一番勝率が高そうです。
実際、試したら、7番勝負で4勝3敗と、なんとか勝ち越しました。ほっ。