- 2023/09/11
人間の知性はやはり言葉が重要で、何かを定義をするために名前をつけることからスタートですね。で、定義をするためには、共通点と相違点を見つけることが必要で、そのために観察したんだと思います。
改めて、思ったので、メモ。
いやあ、まず、2名以下と3名以上の感染リスクの差と、午後7時まで午後7時以降の感染リスクの差がよくわからないです。
たとえ、明確な差があったとしても、この差よりも、店自体が席間隔を広めに取るとか、手洗いうがい消毒の徹底とか、各種検査やワクチン接種だとかで、感染症対策を徹底しているかしていないかの差のほうが大きいと思います。
そうであるならば、店側が感染症対策をしているかしていないかのほうを規制のメインにしたほうが効果的ではあります。現実的に確認できるかどうかという問題はありますが。
加えて、この飲食店における感染リスクの差と、オリンピック開催する場合としない場合の感染リスクの差、どっちが大きいんでしょうね。各国から人が来るということは、それだけでリスク高めだと思うし、オリンピック気分で来ている人たちに、厳しく制限されたルールを守らせることはかなり難しいと思っているので、やっぱりオリンピック開催のリスクは高めですよね。少なくても私は、キャバクラ系の接触を前提とした飲食店とか、シャウトする前提のカラオケとセットの飲食店とかでない限り、飲食店のほうが、オリンピック開催よりもリスクは低いと思っています。
たとえ、ガチガチにルールを守らせることができたとすると、経済効果はかなり小さくなるので、そもそも、無理してやる意味あるんだっけ、という話です。・・・あっ、政治的ゲームとして開催するんでした。忘れていました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC173PV0X10C21A6000000/
東京都は18日の新型コロナウイルス対策本部会議で、飲食店の酒類提供を条件付きで容認することを決めた。緊急事態宣言下では提供の取りやめを要請していたが、宣言に準じる「まん延防止等重点措置」に移行する21日以降は、1組2人以下や滞在90分以内などを条件に認める。
酒類提供が可能な時間は、重点措置の対象区域に指定した東京23区と一部町村を除く多摩地域では午前11時~午後7時、区域外は午前11時~午後8時とした。営業時間はそれぞれ午前5時~午後8時、午前5時~午後9時に短縮するよう求めている。
酒類提供の条件には、感染防止対策に取り組んでいることを示す都のステッカーの掲示や、店舗の感染防止対策責任者として都が登録を求める「コロナ対策リーダー」が研修を終えていることも加えている。カラオケ設備の利用は宣言下に引き続き自粛を要請する。
都は感染状況が国の指標で「ステージ4(爆発的な感染拡大)」が視野に入った場合は、酒類提供の全面停止を要請する方針も示している。