- 2015/05/24
ボイスメール、本当に不合理なんですけど、最後は誰が犯人で、どう決着するんだろうと引き込まれました。
あまり期待していなかったのですが、途中から、誰が犯人なのか、と言っても候補は若干2名しかいないんです……
セクハラ問題かと思いきや、企業内の権力闘争だったりして、飽きません。
サスペンスの王道を行く感じです。
メールを受け取る画面とか技術的側面は笑っちゃうけど、ストーリーはしっかりしています。
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女性から男性ヘのセクシャル・ハラスメントというテーマで話題になった問題作である。マイケル・クライトンの原作らしく、企業の買収や合併のスリリングな展開、最新ハイテク機器の駆使など、見どころが豊富だ。監督は『レインマン』のバリー・レヴィンソン。
マイケル・ダグラス演じるトムは、勤めるハイテク企業で副社長ヘの昇進目前だった。しかし、本社からきた元恋人の新上司、メレディスにその座を奪われてしまう。しかも、彼女の執ような性的誘いを断ったため、逆上した彼女にセクシャル・ハラスメントの加害者として訴えられる。
メレディスに扮するデミ・ムーアが、強烈な悪女を演じている。野望をむき出しにしてつき進む姿は、パワフルで熱演だ。この企業が開発したバーチャルリアリティの3D映像に入っていく場面もすばらしい。(星乃つづり)