- 2019/06/04
妻のトリセツ、読みやすい本で、ベストセラーになるのもわかるけど、あまり参考にはなりませんでした。
生物学上の進化の過程で獲得した能力として、男脳と女脳に差があり、それにより、モノの見方や考え方に差が……
セクハラ問題かと思いきや、企業内の権力闘争だったりして、飽きません。
サスペンスの王道を行く感じです。
メールを受け取る画面とか技術的側面は笑っちゃうけど、ストーリーはしっかりしています。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005HC72
女性から男性ヘのセクシャル・ハラスメントというテーマで話題になった問題作である。マイケル・クライトンの原作らしく、企業の買収や合併のスリリングな展開、最新ハイテク機器の駆使など、見どころが豊富だ。監督は『レインマン』のバリー・レヴィンソン。
マイケル・ダグラス演じるトムは、勤めるハイテク企業で副社長ヘの昇進目前だった。しかし、本社からきた元恋人の新上司、メレディスにその座を奪われてしまう。しかも、彼女の執ような性的誘いを断ったため、逆上した彼女にセクシャル・ハラスメントの加害者として訴えられる。
メレディスに扮するデミ・ムーアが、強烈な悪女を演じている。野望をむき出しにしてつき進む姿は、パワフルで熱演だ。この企業が開発したバーチャルリアリティの3D映像に入っていく場面もすばらしい。(星乃つづり)