要するに、単純系で、事象がたし算のように重なっていくものは正規分布になり、複雑系で、事業がかけ算のようにかけ合わさっているものは、対数正規分布になるということみたいです。
概念的というか理論的にはよくわかります。
あれ、べき分布はなんだったっけ?うーん、数式とかわからないし、正確には理解できていないんですけど、おおよそのところは掴みました。たぶん。
一見バラバラに見えるデータでもグラフにすれば特徴が浮かび上がる。身長やテストの点数は真ん中が一番多い釣鐘型のカーブ(正規分布)に、地震の頻度やウェブの被リンク数は右肩下がりの曲線(べき乗分布)になる。そして体重や町村の人口は、釣鐘型だが左側が縮み右側が伸びたカーブになる(対数正規分布)。なぜ世界のほとんどの物事はこの3種類になるのか。仕組みを説明し、データに潜む真理から何が読み取れるかを明かす。