- 2013/08/03
コントロール、サスペンスなんだけどヒューマン。複数の軸を小気味よくまとめたこの映画は素晴らしい。
最初の興味は、レイ・リオッタが更生しているのか、それとも、演技なのかにつき、どっちなんだろうと手に汗……

もう死ぬと思って殺人を告白した後、生き延びて気まずい空間にという設定と、基本的に2人だけのシーンでほぼ完結するという手法は面白いです。
それに加えて、結局そういうことだったのね、という納得のオチも良かったです。
が、折角の面白いストーリーなのに、主人公の争うシーンが、少ししょぼいのと、少し長いので、途中でだらけてしまいます。もったいない。
あと、わざわざ日本語と韓国語を混ぜる意味が全くわかりません。キャスティングの都合なのか、演出の都合なのかわかりませんが、かなりのマイナスポイントじゃないかと思いました。
吹雪により遭難した山岳部OBで親友の浅井とジヨン。大怪我を負って死を確信したジヨンはある”殺人”を告白をするが、ふたりは一命を取り留めることに。山小屋の中で、気まずい一夜が始まる。