
最終盤に入って、70-30ぐらいになったときは、もう決まったと思ったんですけど、いつものように最善手を続けることなく、いつの間にか逆転されていましたね。
本人も言っていたけど、構想が練られぬままに、指していたという感じです。
でも、負けが確定したときの、藤井七冠のあの悔しがり方はハンパなかったです。あれが原動力だよな、と思いました。
18日朝から神戸市のホテルオークラ神戸で指されていた第73期将棋王座戦(日本経済新聞社主催、東海東京証券特別協賛)五番勝負の第2局は、午後8時48分、116手で後手の挑戦者、伊藤匠叡王(22)が藤井聡太王座(23)を破り、対戦成績を1勝1敗とした。自身初の二冠を目指す挑戦者が、王座の猛攻をしのいでタイに戻した。
両者5時間の持ち時間を使い切る熱戦だった。第3局は30日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで指される。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD183XG0Y5A910C2000000/