子どもたちへの読み聞かせで、風の谷のナウシカを読んだら、すごくいい。映画見たい。

子どもたちへの読み聞かせで、風の谷のナウシカを読んだら、すごくいい。映画見たい。
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P7根底に流れるものは奥深いんだけど、それを感じさせないストーリー。

同じようなテーマの本はたくさんあるんだろうけど、ここまで洗練されたものはないような気がします。

宮崎駿は手塚治虫の後継者だと思った瞬間。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00005R5J3

腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。

アニメ誌に連載していた自らの漫画を原作に、宮崎駿が監督を務めた劇場用長編アニメ。母の優しさと獣の荒々しさを兼ね備えたヒロイン、おぞましくもどこかしら哀しさを感じさせる蟲という存在、あるときは風に乗りあるときは雲を割いて空を駆ける飛行機械など、それまでの宮崎作品の集大成にしてその後の原点と呼べるような1本だ。音楽を久石譲が手がけて「宮崎×久石」の黄金コンビが生まれるきっかけともなったが、そのテーマ曲も美しいことこの上ない。

巨大な王蟲(オーム)の群れが暴走するクライマックス、そしてナウシカの純粋な魂が胸を締めつけるラストシーンは圧巻。日本のアニメ史上にさん然たる金字塔をうちたてた作品である。