成果が出ていない時にこそ 成長している。

これもいい話なので、引用です。

http://ameblo.jp/vietnam-investment/entry-11553421238.html

人間は成果が出ると、「成長した、成長している」と考える人が多いような気がします。
一方、人間は成果が出ないと、「成長していない、本気を出していない」と考えるのかもしれません。

年収が増えたから、成長したとか・・昇進したから成長した。


それは、本当なのでしょうか?

私は、人間もビジネスも「成果が出ていない」時に、その成果が出ていない理由を追及し、「他人のせい」にしないで、
カイゼンした人が成長しているのだと思います。
そうした人が、成長した結果として、成果が出始めたのであって、成果が上がったから、成長したという論理ではないと思いました。
成果が出ないから成長していないと考えるのは非常に危険だと思いました。

成果が出た時に、勘違いして、成長が止まり、新たな種まきや、継続的なカイゼンをしなくなり、成長が止まるのだと思いました。


私が言いたいのは、会社の売上/利益が増えた、自分の年収が増えた、だから、会社/俺は成長した! という論理ではないということです。

売上/利益/年収が、増えるだけの理由は、増える前に蓄積されているのです。

何がいいたいのか? というと。
「成果がでたから、成長しているのだ!ではなく、成果が出ていない時に成長しているのだと思えることが重要なのでは?」ということです。

苦しんでもがいているときに、成長しているということです。

ビジネスの種まきは、失敗の連続です。
その失敗からこそ、「強み」が生まれるのです。
そして、「強み」の形成を「成長」と呼ぶのだと思います。

「強み」ができて「成果」がでるのは、これは社会のニーズの変化が主な原因で、努力だけではありません。

「強み」をつくる継続的なカイゼンが「成長」であり、「成果」が出るのは二の次だということです。
既定の路線にのって、社会のニーズが重なって、たまたま成果が出たことを、成長と考えると、大きな失敗すると思いました。

成果が出て偉くなればなるほど、謙虚さ、そして、周りの人への感謝の気持ちが必要ですね!?

その為にも、成果が出るか出ないか?ではなく、「強み」を継続的なカイゼンの有無で、成長を図るべきなのでは?

継続的なカイゼンは、「一生懸命仕事をしているように見てもらう努力」ではありません。
効率的効果的に目標に向かって、各位を巻き込んで、個人と組織の強みを創造するということです。

経営幹部の役割(成長)の一つに、「種まき」をして、「継続的カイゼン」で、新たな強みを創造する ということがあります。
それは、短期的な成果創りではありません。
目先の成果も重要ですが、目先の時間軸と経営的視点だけではダメだということです。

成果が出ていない時にこそ、成長している感じることが、本当の強みの創造なのでは?ということです。
そして、
成果が出ているときに、成長がとまるのでは?という恐怖感と謙虚さをもつべきなのでは?ということです。