- 2014/10/19
ティファニーで朝食を、オードリー・ヘップバーンが小悪魔的でかわいいのはわかったけど、ストーリーとして支離滅裂。
眠い目をこすりながら見たせいでしょうか。でも、古典的な作品って多くの場合、何らかの理由で引き込まれる……
最初の興味は、レイ・リオッタが更生しているのか、それとも、演技なのかにつき、どっちなんだろうと手に汗を握る展開です。
何となく更生したのかなと思い始めたとたん、死刑になる前にしでかしたことのせいでトラブルに巻き込まれ、最後はいったいどうなるのだろうと、惹きつけられます。
そして、最後に博士との心のつながりを得られるものの・・・。
「更生したのはクスリのおかげではない、博士のおかげだ。」という言葉がとても感動的です。
誰か信頼してくれる人、支えてくれる人の存在が、人間らしく生きるためには大切だというメッセージだと思いました。
とてもいい映画です。
妻にも怒らないクスリとして、こんぺい糖を買ってきてあげることにしました。
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死刑を宣告された凶悪犯がその命と引き換えにある医学プロジェクトへの参加を余儀なくされるが…。新薬の投与を巡った、犯罪者と博士の心理操作を描く。レイ・リオッタほか出演。