カリートの道、更生したアル・パチーノを応援しながら、ハラハラできる面白い映画です。

カリートの道、更生したアル・パチーノを応援しながら、ハラハラできる面白い映画です。
この記事は 2 分で読めます

P1結末はわかっているものの、どこかで違う結末を期待しながら見ちゃいました。さすが、アル・パチーノ。

更生しようとしても、巻き込まれていく、人生の悲哀を感じました。失敗が失敗を呼んで、転がり落ちるってことありますからね。

それにしても、あの弁護士はクズですね。

古い映画だからかもしれませんが、ストーリーがしっかりしていて、派手なアクションやCGに頼っていないのが、小気味いいです。おすすめ。

http://www.amazon.co.jp/dp/B006QJT2AS/

かつて暗黒街の大物として鳴らしたカリート(アル・パチーノ)は、刑務所を出所してかたぎになろうとするが、恩人弁護士(ショーン・ペン)の危機を救ったことから再び抗争に巻き込まれていく…。

ブライアン・デ・パルマ監督とアル・パチーノが『スカー・フェイス』以来久々にコンビを組んだ作品。ただし今回はバイオレンス・アクションは控えめに、むしろ主人公のどこかせつなげな生きざまに焦点を当てており、どちらかといえば男の渋さを感じさせる作品となっている。大作。ただし、それでも電車内で追われるシーンなどダイナミズムの準備に怠りはなく、映像の技巧派デ・パルマならではのカメラ・ワークの妙などもとくと楽しめる逸品に仕上がっている。(的田也寸志)