ちぃちゃんのかげおくり、長女の教科書に載っていたのを読んで感動。こういう本をどんどん読ませるべきだと思う。

ちぃちゃんのかげおくり、長女の教科書に載っていたのを読んで感動。こういう本をどんどん読ませるべきだと思う。

P8ベネッセの教材に載っていて、丸つけをするときに、思わず最後まで読んでしまいました。

反戦反戦と叫ぶより、こういう本を子どもたちと話をしながら、読み込んだほうがよっぽど平和教育だと思います。

ただ、毎年学級崩壊の立役者と評判の長女の担任が、これをちゃんと説明できるかというと無理なんですけどね。

ああ、この単元は自分が先生になりたい気持ちでいっぱいです。そして、教科書を作ってみたいと思いました。誰かびっくりするぐらいお金を出してくれるパトロンがいたら、有志で学校を作りたいもんです。

http://www.amazon.co.jp/dp/4251030117

戦争のために、ちいちゃんはお父さんを軍隊にとられてしまいます。お父さんが残してくれたのは、「かげおくり」(自分の影を10秒間見つめ、空を見上げると影が目に焼き付いて空に影が映る)という、遊びでした。ちいちゃんは、おにいちゃんと一緒にかげおくりをして遊びます。けれど、空襲のせいでちいちゃんはお母さんとおにいちゃん、どっちとも亡くしてしまいます。小さい子供が、戦禍の中生き残れるはずもなく・・・、ちいちゃんはかげおくりを家族のみんなとしながら昇天してしまうのです。