- 2019/10/25
ピーターの法則、とても含蓄のある、いい本ですね。サラリーマン必読の書だと思います。
簡単に言うと、能力主義の組織において、あるポジションで有能な人が、上のポジションへと出世し、無能な人……
最初に読んだときに、びっくりしました。自分が書いたのかと思うぐらい内容が近かったことに。
高学歴で、何か目的や野望があって会社に入ったわけでもなく、入社数年間はクソみたいに舐めきって会社生活を満喫していたところまで、そっくりで笑っちゃいます。
会社人生はゲームなのだ。 ゲームは勝たなきゃ面白くないのだ。 辞めたからこそわかった、会社生活を充実させるための12カ条。 大反響のブログ、待望の書籍化!
「考えてみれば、人生は長いようで短い。そして、そのかけがえのない人生の相当部分にあたる時間を、ほとんどの人々が会社(組織)での生活に費やしている。であるならば、会社生活を嫌々ながら過ごすより心底から楽しんで過ごした方がいいに決まっている。」と、著者が自ら「なぜ勝てなかったのか?」を分析・解説。会社人生の指南書といえる1冊!
●目次
僕の後悔1-入社初日から社長を目指して全力疾走すればよかった
僕の後悔2-会社のカラーに染まりたくないなんて思わなければよかった
僕の後悔3-あんな風になりたいという上司をもっと早く見つければよかった
僕の後悔4-社内の人間関係にもっと関心を持てばよかった
僕の後悔5-思い上がらなければよかった
僕の後悔6-できない上司や嫌いな上司に優しくすればよかった
僕の後悔7-もっと勉強すればよかった
僕の後悔8-ゴルフを始めワインをたしなめばよかった
僕の後悔9-信念なんてゴミ箱に捨てればよかった
僕の後悔10-クリエイティブであるよりもリアリストであればよかった
僕の後悔11-周りの評価のために長時間働かなければよかった
僕の後悔12-同期が先に昇進したことを笑ってやり過ごせばよかった
まあ、この12のことをやれば、出世争いには有利でしょう。
会社ゲームに勝つことに価値があるかどうかは別として、負けて逃げるより、勝って去るほうが自尊心は満足できると思います。
ルール自体は知っておくべきとは思うものの、でも、そこまでして、やるかとはやっぱり思います。
ただ、この後悔についていうと、組織というかコミュニティーにおいて、常に成り立つことなのだろうと思います。結局、人間が集まると同じことが起きて、同じようなルールがあるってことですよね。
こういうのは、学校をはじめとする集団生活の中で学んでいくことなんじゃないでしょうか。
ブログもあるみたいですね。