まさかのDeNAが日本シリーズ進出。これでソフトバンクに勝ったら、何となく腑に落ちない感じです。

巨人ファンなんで、どうでもいいんですけど。

◆セ・クライマックスシリーズ最終S第5戦 広島3―9DeNA(24日・マツダスタジアム)

リーグ3位のDeNAが16安打9得点で広島を下し、初戦で敗れた後、4連勝で日本シリーズ進出を決めた。シーズンでは14・5ゲーム差を付けられた広島を下した。DeNAの日本シリーズ進出は日本一に輝いた横浜時代の1998年以来、19年ぶり。3位チームの日本シリーズ進出は10年のロッテ以来、セ・リーグでは初となった。

逆転のDeNAだ。初回に丸、バティスタのタイムリーで2点を先行されるが動じない。2回に宮崎のソロで1点差に迫ると、3回には桑原の2ランで逆転。4回2死一、二塁ではラミレス監督の秘蔵っ子のルーキー細川が代打でタイムリーを放つなど着実に加点した。

打線が活発になると“真打ち”も黙っていない。5回2死一塁から主砲・筒香が大瀬良からバックスクリーンへ2試合連発となる2号2ランを放つ。「自分のスイングができ、手応えも良かったです。甘くきたボールをしっかりと強く打つことができました」と自画自賛。6回に敵の主砲・新井がソロ本塁打で反撃すると、直後の7回にお返しとばかり、新井が放った中堅左とほぼ同じ付近に2打席連続となる3号アーチをかけて突き放した。

8回には梶谷に2ランも飛び出すなど、5本塁打で“空中戦”でも圧倒した。

継投もさえた。投げては先発・石田が初回に2失点すると、2回から三嶋を投入。4回からは浜口につなぐなど小刻みに継投した。6回から前夜の第4戦で好救援した三上を送ると、7回はエスコバー、8回はパットンと盤石継投。最終回は守護神・山崎康が締めた。

CS第1ステージでは阪神との雨天の“泥試合”を制して勝ち上がり、最終ステージでも初戦は5回降雨コールドで0―3で負けたが、その後4連勝でセ・リーグ初の下克上を成し遂げた。

前回優勝の1998年は38年ぶりの日本一だった。今度は半分の19年ぶりの日本一へ。勢いにのったラミレス・ベイは、28日からソフトバンクとの日本シリーズに乗り込む。

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