ローランドベルガー遠藤功の「現場力を鍛える」と「現場論」を連続で読んでみました。

「現場」にこだわって読んでみました。

すごく共感できました。同時に、言うのは簡単だけど、実行するのは難しいとも思いました。

最も共感できた部分は、以下の3つです。

  • 良い戦略を作っても実行できなければ意味がないこと
  • 成功体験の積み重ねにより強い現場ができること
  • 源流情報をつかまないと何が起きているかはわからないこと

トヨタ、花王、ドン・キホーテなど「強い企業」は皆「強い現場」を持つ企業だった! 早稲田大学ビジネススクールの人気講座「現場学」の授業内容をもとに体系化。競争力の源泉となる「強い現場」とは何かを語る。

良い戦略を作っても、実行できなければ意味がない、戦略を遂行する現場力が重要ということについては、完全に同意です。だから、高いコンサルを雇って戦略をこねくり回すよりも、現場力が高まるための施策にお金を使ったほうがいいんでしょうね。

ただ、実際のところ、どうすれば、現場力が高まるのかということは、結論がはっきりしていないので、試行錯誤のような気がします。

現時点では、「成功体験」を作ることじゃないかと思っているんですがどうでしょう。

あと、最後のほうにちょろっと書いてあって、源流情報をつかめというのは示唆に富んでいました。結局のところ、加工された情報は、意図が含まれている場合もあり、間違って解釈しやすいですからね。

見える化 強い企業をつくる「見える」仕組み
現場力を強化するには、現場が能動的に高次元の問題を解決する問題解決能力を磨くことが必要である。そのためには、問題を発見すること、つまり「見える化」が重要。本書は「見える化」の考え方を整理し、体系化してまとめた。

「見える」ようにするためには、「見せる」意思と行動が必要だ。真の「見える化」の実現は、「見せる化」を推進することであり、「見せよう」とする人づくりがカギになると説く。「見える化」の落とし穴の1つがIT(情報技術)への偏重。「見てくれるはず」という期待を前提にした仕組みを作った結果、見る意思のない人間にとって「見ない化」「見えない化」になってしまう失敗例もある。

本書は「見える化」を「問題の見える化」「状況の見える化」「顧客の見える化」「知恵の見える化」「経営の見える化」という5つのカテゴリーに分け、それぞれ、事例を紹介する。トヨタ自動車は新型「カローラ」の開発に当たって、機密扱いだった部品単価を開発担当者すべてにオープンにする手法を取った。部品単価の明細まで「見える化」し、コスト上の無駄や改善の余地がどこにあるかを探るためだ。30を超える事例から、地道に現場力を磨く企業の工夫や努力がうかがえる。


内容紹介
「見える化」は、聞き慣れない言葉かもしれませんが、「可視化」「目で見える管理」とも言われるもので、要は企業活動の様々なものを「見える」ようにする試みのことです。 強い企業は、様々なものが「見えている」企業。異常、問題、実績、知恵、ノウハウ、顧客の声・・・・・・。それらが見えていれば、企業は強くなり市場を創れる。逆に、見えない企業では崩壊が始まる。近年の食品工場での偽装事件や鉄道事故、それらは企業が「見えること」「見せること」を怠った結果だとも言えます。そんな「見える化」を、トヨタやキヤノンをはじめ、エプソンや松下電工、JR東日本や夷隅ゴルフといった34の豊富な企業事例をもとに体系化。本書は、「見える化」を全面に取り上げた、日本で初めての本です。

33刷15万部のベストセラー&ロングセラー『現場力を鍛える』の衝撃から10年。その後の全エッセンスが詰まった10年間の集大成、遂に発売!

【1】「現場」と「現場力」の正体を突き止める
●現場には「3つのレベル」がある────「非凡な現場」「平凡な現場」「平凡以下の現場」
●現場力は「3つのプロセス」で進化する─────「保つ能力」→「よりよくする能力」→「新しいものを生み出す能力」
●現場は「天使」にもなれば「悪魔」にもなる─────だから「理」と「情」のマネジメントが必要

【2】「非凡な現場」の実践例をわかりやすく解説!
●デンソー、ヤマト運輸、良品計画など「6つのケース」を徹底解説!────「非凡な現場」はここが違った!
●マザーハウス、コープさっぽろなど「15のミニ事例」も満載!────マネできるヒントがここに!
●「第I部・第II部エッセンス」のまとめ付きで、大事なポイントが一目でわかる!

本書を読めば、どの現場も必ず強くなる。現場に関わるすべての人に、必ず役に立つ。全ビジネスパーソンの知りたいすべてが、この1冊に凝縮。
渾身の書き下ろしで、『現場力を鍛える』『見える化』に続く「新たな代表作」が遂に誕生!