長男の機嫌の波が大きく、私もついついイラっとしてしまいますが、「前思春期」なのかもしれません。

問題ができなかったり、自分の思うようにならなかったりすると、すぐにムッとしたり、場合によっては、泣いたりと、かなり不安定な感じです。

人間ができていないので、私のほうがイライラしちゃいます。

だけど、冷静に考えると、長男も長男でいろいろと思うところがあるんですよね。きっと、プライドは高いのに、成長して、自分が友だちよりも劣っているところがはっきりと自覚できるようになって、焦りとかもあり、自身も喪失しているんじゃないでしょうか。

結構、できていることも多いので、そっちの観点で自己肯定すればいいのにな、というのは大人の目線なんでしょうね。

モンテッソーリの幼稚園に入れた目的は、自己肯定感を得るためだったのに、長女も長男も、どちらかというと、自分に自信がない感じですね。よく言うと、謙虚なんですけど。

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それまでは純粋で元気な子どもだったのに、小学生4年生あたりからわが子のこんな変化を不安に感じる親は多く見られます。親は戸惑いますが、もしかしたら、そろそろ思春期の前触れなのかもしれません。

一口に思春期といっても、年齢によってその表れ方に微妙な差がある、と話すのは、医学博士で、心理カウンセラーとして多くの学校現場でも活躍する芳川玲子先生です。

「個人差はありますが、第二次性徴がはじまるのが9、10歳ごろ。ホルモンの分泌が盛んになり、成長へ体力が取られて、体内バランスが崩れやすくなる時期です。また、心理の面から考えると、自我が芽生えるのも10歳前後です。形成はまだ先ですが、自我が芽生えると、幼い万能感が薄れて、現実が見えてくるんです。正式な思春期の一歩手前、いわば“前思春期”なのです」

不機嫌だったり、イライラしていたりと思春期特有の態度は、体内の変化に要因があります。

…中略…

さらに、自我の発達により、自分とほかの人との間で大きく感情が揺れ動く体験をするのもこの時期です。

「友達と自分を比較して、自分の実力を実感することで自信をなくしたり、自尊心がぐっと低下することもあるでしょう。少し先を想像する力もついてくるので、さまざまなことへの不安を感じるようにもなります。ですから、小グループをつくって、徒党を組んで行動したがるのです」

とにかく、思春期前後の子どもはかなりハードな環境にあるのだということを、親はまず認識しておきましょう。子どもだって、好きでイライラしているわけではないのです。いろいろしんどくて、大変な時期なんだなと親が知っておくだけで、対応もずいぶん変えられるはず。

「親が理解していれば、子どもの不愛想な態度にいちいち腹を立てることがありません。よけいな親子ゲンカも回避することができます。この時期のお母さんたちにぜひやってほしいのは、言葉に頼らず、子どもをよく見る、観察することです。表情や部屋の様子など、さりげなく見守ってあげましょう。自尊心がぐっと低下しやすいときなので、なにかひとつでも子どもが得意なこと、頑張っていることに触れてみてください。『ああ、そうだ、自分はこれができるんだ』と確認することで、励みになるのです」(芳川先生)