- 2022/12/11
V フォー・ヴェンデッタ、ありきたりなネタで、ありきたりなストーリーなので、あまり面白くなかったです。無駄に現実味がないところもイマイチでした。
「V」はいったい誰なんだよという話と、ナタリー・ポートマンは坊主になる必要あったのという話しか頭に残……
これ、すごく、いい映画。
特に、私みたいな、いい加減な父親にとっては、かなりグッとくる映画です。
少しの真実に対して、ほとんどが盛っている話しかできない私、朝遅く出かけて夜早くに帰ってきて仕事しているようには見えない私、なんかは、もしかしたら、子どもからすると不可解な存在なのかもしれません。でも、リアルに大切に思っているんだよ、ってことが伝わるといいです。
そして、死ぬときに、子どもたちの、作り話を聞きながらというのも、いいかもしれません。そうなったら、泣いちゃいますけどね。
エドワードは彼が語るお伽話で有名になった人物。
未来を予見する魔女のこと、一緒に旅をした巨人のこと、人を襲う森とその先にある美しい町のこと。彼が語る「人生のストーリー」に誰もが楽しく、幸せな気分になった。
しかし、一人息子のウィルはそんな父の話が嫌いだった。長い間すれ違う父と子。そんなある日患っていたエドワードの容態が悪化し、実家に戻ったウィルに、残された時間があとわずかだと告げられるー。