武器になる哲学、読みやすくて、現実とのつながりもわかり、興味が持てたので良かったです。

面白いし、自分の教養にとって、トークのネタ元として、有意義でした。

「役に立たない学問の代表」とされがちな哲学は、ビジネスパーソンの強力な武器になる。現役で活躍する経営コンサルだから書けた、「哲学の使い方」がわかる1冊。

【本書で紹介するキーコンセプト】
●第1章 「人」に関するキーコンセプト 「なぜ、この人はこんなことをするのか」を考えるために
・ロゴス・エトス・パトス――論理だけでは人は動かない(アリストテレス)
・悪の陳腐さ――悪事は、思考停止した「凡人」によってなされる(ハンナ・アーレント) ほか

●第2章 「組織」に関するキーコンセプト 「なぜ、この組織は変われないのか」を考えるために
・悪魔の代弁者――あえて「難癖を付ける人」の重要性(ジョン・スチュアート・ミル)
・解凍=混乱=再凍結――変革は、「慣れ親しんだ過去を終わらせる」ことで始まる(クルト・レヴィン) ほか

●第3章 「社会」に関するキーコンセプト 「いま、なにが起きているのか」を理解するために
・アノミー――「働き方改革」の先にある恐ろしい未来(エミール・デュルケーム)
・パラノとスキゾ――「どうもヤバそうだ」と思ったらさっさと逃げろ(ジル・ドゥルーズ) ほか

●第4章 「思考」に関するキーコンセプト よくある「思考の落とし穴」に落ちないために
・シニフィアンとシニフィエ――言葉の豊かさは思考の豊かさに直結する(フェルディナンド・ソシュール)
・反証可能性――「科学的である」=「正しい」ではない(カール・ポパー) ほか

自分自身のために目次を転記しました。

  • ロゴスス・エトス・パトス:論理だけでは人は動かない(アリストテレス)
  • 予定説:努力すれば報われる、などと神様は言っていない(ジャン・カルヴァン)
  • タブラ・ラサ:「生まれつき」などない、経験次第で人はどのようにでもなる(ジョン・ロック)
  • ルサンチマン:あなたの「やっかみ」は私のビジネスチャンス(フリードリッヒ・ニーチェ)
  • ペルソナ:私たちは皆「仮面」を被って生きている(カール・グスタフ・ユング)
    自由からの逃走:自由とは、耐え難い孤独と痛烈な責任を伴うもの(エーリフヒ·フロム)
  • 報酬:人は 不確実なものにはどハマりやすい(バラス スキナー)
  • アンガージュマン:人生を「芸術作品」のように想像せよ(ジャン・ポール・サルトル)
  • 悪の陳腐さ:悪事は思考停止した「凡人」によってなされる(ハンナ・アーレント)
  • 自己実現的人間:事故実現を成し遂げた人は、実は「人脈」が広くない(エイブラハム・マズロー)
  • 認知的不協和:人は、自分の行動を合理化するために。意識を変化させる生き物(レオン・フェスティンガー)
  • 権威への服従:人が集団で何かをやるときには、個人の良心は働きにくくなる(スタンレー・ミルグラム)
  • フロー:人が能カを最大限に発揮し、充足感を覚えるのはどんな時か?(ミハイ・チクセントミハイ)
  • 予告された報酬:「予告された」報酬は、創造的な問題解決能力を著しく毀損する(エドワード・デシ)
  • マキャベリズム:非道徳的な行為も許される。ただし、よりよい統治のためになら(ニッコロ・マキャベリ)
  • 悪魔の代弁者:あえて「難癖を付ける人」の重要性(ジョン・スチュアート·ミル)
  • ゲマインシャフトとゲゼルシャフト:かつての日本企業は「村落共同体」だった(フェルディナンド・テンニース)
  • 解凍=混乱=再凍結:変革は「慣れ親しんだ過去を終わらせる」ことで始まる(クルト・レヴィン)
  • カリスマ:支配を正当化する三つの要素「歴史的正当性」「カリスマ性」「合法性」(マックス・ヴェーバー)
  • 他者の顔:「わかりあえない人」こそが、学びや気づきを与えてくれる(エマニュエル・レヴィナス)
  • マタイ効果:「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」(ロバート・キング・マートン)
  • ナッシュ均衡:「いい奴だけど、売られたケンカは買う」という最強の戦略(ジョン・ナプシュ)
  • 権力格差:上司は、自分に対する反対意見を積極的に探せ(ヘールト・ホフステード)
  • 反脆弱性:「工務店の大エさん」と「大手ゼネコンの総合職」どちらが生き延びるか?(ナシーム・ニコラス・タレブ)
  • 疎外:人間が作り出したシステムによって人間が振り回される(カール・マルクス)
  • リバイアサン:「独裁による秩序」か?「自由ある無秩序」か?(トマス・ホッブズ)
  • 一般意志:グーグルは、民主主義の装置となりえるか?(ジャン・ジャック・ルソー)
  • 神の見えざる手:「最適な解」よりも「満足できる解」を求めよ(アダム・スミス)
  • 自然淘汰:適応力の差は突然変異によって偶発的に生み出される(チャールズ・ダーウィン)
  • アノミー:「働き方改革」の先にある恐ろしい未来(エミール・デュルケーム)
  • 贈与:「能力を提供し、給与をもらう」ではない関係性を作ろう(マルセル・モース)
  • 第二の性:性差別はとても根深く、血の中、骨の中に溶け込んでいる(シモーヌ・ド・ボーヴォワール)
  • パラノとスキゾ:「どうもヤバそうだ」と思ったらさっさと逃げろ(ジル・ドゥルーズ)
  • 格差:差別や格差は、「同質性」が高いからこそ生まれる(セルジュ・モスコヴィッシ)
  • パノプティコン:「監視の圧力」を組織でどう飼いならすか(ミシェル・フーコー)
  • 差異的消費:自己実現は「他者との差異」という形で規定される(ジャン・ボードリヤール)
  • 公正世界仮説:「見えない努カもいずれは報われる」の大嘘(メルビン・ラーナー)
  • 無知の知:学びは「もう知ってるから」と思った瞬間に停滞する(ソクラテス)
  • イデア:理想に囚われて現実を軽視していないか?(プラトン)
  • イドラー:「誤解」にはパターンがある(フランシス·ベーコン)
  • コギト:一度チャラにして「疑えないこと」から再スタートしてみよう(ルネ・デカルト)
  • 弁証法:進化とは「過去の発展的回帰」である(ゲオルグ・ウィルヘルム・フリードリッヒ・ヘーゲル
  • シニフィアンとシニフィエ:言葉の豊かさは思考の豊かさに結する(フェルディナンド・ソシュール)
  • エポケー:「客観的事実」をいったん保留する(エドムント・フッサール)
  • 反証可能性:「科学的である」=「正しい」ではない(カール・ポパー)
  • ブリコラージュ:何の役に立つのかよくわからないけど、なんかある気がする(クロード・レヴィ=ストロース)
  • パラダイムシフト:世の中はいきなり「ガラリ」とは変わらない(トーマス・クーン)
  • 脱構築:「二項対立」に縛られていないか?(ジャック・デリダ)
  • 未来予測:未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ(アラン·ケイ)
  • ソマティック・マーカー:人は脳だけでなく身体でも考えている(アントニオ・ダマシオ)