長いけど、全文、読みましょう。
すごく、極端にまとめると、マスクは、三密状態のとき、かつ、感染者がそれなりに多いときには有効、ということです。2m以上の距離を取ることが可能なときは、基本的にマスクは不要ということになります。
実は、マスクについての考え方について、新しく説明すべきことはあまりありません。どうしてかというと、その考え方は、検査の考え方と全く同じだからです。すなわち、マスクの属性だけで、マスクを論じてはならない。マスクがどのように飛沫の放出を防ぐかとか、防がないとか、富岳のシミュレーションでどうだとか、そういう「マスクの性能」は議論の一部をなすけれども、議論の全てではないってことです。
察しの良い読者はお気づきでしょう。そう、実はマスクの議論も、検査の議論同様、状況の判断が大事なのです。
でも、マスクしてないと、睨んでくる頭の悪い人が多いので、自粛ごっことして、マスクをするようにしています。実効性とか関係なく、ただ、マスクをしていることをアピールするだけのために。なので、使い古しで、ちょっと衛生的にビミョーな感じのマスクですけど、とりあえず。
自粛ごっこはまだまだ続く。