- 2020/06/03
「東京アラート」って、なんじゃそりゃ。普通に警戒してくださいと言うか、緩和レベルを1つ前に戻せばいいだけだと思うんですけど。
全然、かっこよくもないし、危機感も感じないです。 マスコミ受けするよう、コピーライターが考えたみたい……
コロナの脅威を感じていないのは、どうせ、何の対策をしなくても、いずれ落ち着くと思っているから。そして、そこまでの毒性の強いウイルスじゃないと思っているから。実際、日本国内での死者数は少ないし、医療崩壊さえ防げば、この死者数が跳ね上がることはないと予想しています。(逆に言うと、医療崩壊を防ぐための手段にリソースを集中すべき。)
http://konchan.net/x/archives/36462
私自身は、メタボとはいえ健康体なので、睡眠と栄養を十分にとって、適度な散歩して、人間力でウイルスに対抗しようという戦略です。あくまでも、家族に閉じた戦略ですけど。(あたりまえですが、脅威に感じていないことと、無謀なことは別です。ナイトクラブへ行くようなリスクを冒すことはしません。今では、最もリスクが高いと思われる病院に行くことは絶対にしませんし、歯医者も念のためやめました。)
だけど、世の中、猫も杓子も「自粛」「自粛」ですね。本当にその自粛が、自粛による負の影響と比較して、果たして本当に効果的かどうかはわからないと思っているんですけど。
http://konchan.net/x/archives/36467
俺様も自粛しているんだから、みんな自粛しろ、自粛しない奴は非国民だと、わけのわからない正義感をふりかざして責め立てる了見の狭い人もいるので、まあ、自粛したフリをしています。
国を挙げた「自粛ごっこ」という感じです。
すぐに飽きちゃいました。想像以上につまらないですね。
インターネットがなかったら、死んでいます。(いや、逆にインターネットがなかったら、疑心暗鬼の伝達速度が格段に遅く、今よりもウイルスは大流行しているものの、生活はあまり変わらなかったような気がします。)
で、「ごっこ」遊びで何を学ぶのか?
人類は、「社会がつながっていること」を学ぶのでしょう。パンデミックであっても、ロックダウンは、ある一定期間以上、継続するのはつらいです。閉じた世界で生活するのは限界があります。まだ収束していないじゃん、という国でも、緩和の動きが出ているのはその証拠の1つじゃないでしょうか。
(日本は、貧富の差が小さく、同調圧力に弱いので、他国に比べれば自粛耐性は高い気がするので、比較的、長い期間、自粛できそうではありますが・・・。)
会社は、特に日本の古い大企業は、「いかにくだらない業務をやっているのか」を学ぶのでしょう。人材不足とか言っているけど、実態はムダが多いだけだから、早く業務の断捨離できた会社が勝ち組の候補になりえるんじゃないでしょうか。
そして、私は、「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと… 大事なものを捨てることができる人だ。」ということを学びました。進撃の巨人で。自粛中、ずっと進撃の巨人を見ていましたから。
今回、何を捨てるのか。
「コロナ死者ゼロ」じゃないのかな。今となってはゼロは不可能なので、「コロナ死者の最小化」ですけど。
そりゃあ、人の命は大切だけど、それよりは、「大多数の人間の普段の生活」を守りたいですし、「ウイルス以外の社会的な原因での死者ゼロ」のほうを目指したいです。もはや、こちらも自殺者が出ているので、ゼロは無理ですけど。
要するに、「人の命は何よりも重い」と声高に正論を言う人間をがキライなんです。
確かにその通りだけど、そんなことを言っていたら、何もできませんよ。たった1人の命を救うためにリソースの大半を使っていたら、全体最適からはほど遠いですからね。
もう、人の命でさえも統計的に処理して、割り切って生きるのが人類知恵というものじゃないでしょうか。