- 2015/05/17
イコライザー、日本でいうと水戸黄門。最後には正義が勝つという爽快感の映画ですね。
悪いやつをやっつける映画。それ以上でも、それ以下でもない気がします。 とにかく悪いやつらが、デンゼル……
自分自身もできていない前提で話をするわけですが、、、
これぐらいの名著になると、会社でも、複数のエライ人がためになる本として、紹介していたりします。感銘を受けた、自分たちも変わっていかないと、みたいなコメントつきで。
でも、実際に、社内でイシューからはじめているのを見たことがないです。
なんかわかった気になるだけなんで、思わず、コントかよ、とツッコミを入れたくなります。
本の内容としては、後ろのほうの具体的な手段に近い話よりも、冒頭の取り組むべきイシューを考えないといけないという大方針のところが、特に良いと思います。
「イシュー」とは、「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であり「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすもの。
あなたが「問題だ」と思っていることは、そのほとんどが、「いま、この局面でケリをつけるべき問題=イシュー」ではない。
本当に価値のある仕事をしたいなら、本当に世の中に変化を起こしたいなら、この「イシュー」を見極めることが最初のステップになる。
この本で紹介する「イシューからはじめる」という考え方は、世の中一般の考え方とは異なるところが多々あると思う。何よりも大切なのは、「一般常識を捨てる」ということだ。以下、この本の考え方として代表的なものを挙げてみた。今は「?」と思われるかもしれないが、一通り 読んで実践したあとには、きっと納得してもらえることと思う。
・ 「問題を解く」より「問題を見極める」
・ 「解の質を上げる」より「イシューの質を上げる」
・ 「知れば知るほど知恵が湧く」より「知り過ぎるとバカになる」
・ 「一つひとつを速くやる」より「やることを削る」
・「数字のケタ数にこだわる」より「答えが出せるかにこだわる」