いやあ、本当にそう思います。安っぽい教祖様に導かれし者たちはかわいそうですね。
差別などの現状の問題点に対して、解決には2フェーズあると思っています。
「誰も指摘していないところを誰かが勇気を持って声を上げる」から、「現状を考えながら正しい手段で問題点を継続的に解決していく」です。
ここで、前者を教祖様、後者を伝道者と呼びます。
偉大な人は、最初は教祖様として振る舞い、頃合いを見て、伝道者としての活動に比重を移していくもんです。だって、声を上げているだけじゃ、現実はそれほど変わらないから、具体的な解決策を考えないと。飲み屋で不平不満をぶちまけていると変わりませんからね。
仁藤夢乃とか石川優実とか北原みのりという人たちは明らかに前者なんだと思います。
声を上げたところまでは良くて、社会的な意義もあったと思うんですが、その後は、誰か有能な「伝道者」にバトンタッチすべきだったんですよね。だって、バランス感覚とか、状況判断とかできないんですもん。ただ、キーキー言って、仲間内だけで盛り上がるみたいな感じ。
そして、重箱の隅をつついて攻撃してくるから、本当に面倒くさい。本件に関しては、室井佑月に全面賛成です。
あたしが今、それはちょっと違うんじゃないかって言ってること、本当はみんなも少しそう思ってたんじゃないかな? 相手がかなり面倒臭い人たちだから、言えなかっただけで。
教祖様に人徳やバランス感覚がないと、どんどん原理主義に陥って、排他的になって行っちゃいます。最初の頃はこんなんじゃなかったのにね、と周囲の人たちも思いながらも、抜けるというと今まで仲間だった人たちからの激しい攻撃が怖くて、惰性で続けて行かざるを得ないという悪循環。
よく知りませんが、オウム真理教とかも、そういう解釈できると思っています。
何が言いたいかというと、仁藤夢乃さんとか石川優実さんとか北原みのりさんとかは、フェミニズムの表舞台からは降りたほうがいいですよ、ということです。ムリだもん。そして、それが大義ってやつじゃないでしょうかね。
フェーズ1は、ありがとうございました。お疲れ様でした。