- 2024/05/26
ポンヌフのハンバーグナポリタン、懐かしい味ではあるものの、パスタはやっぱりアルデンテが好きです。
ポンヌフのナポリタン。 心底、昭和の味なんですよね。少し太い麺でやわらかめ。給食のナポリタンや、お子……
人間が本能的に、他人よりも劣っていることに敏感に反応し、それを是正したいと強く思っていることにより、正義感やらが生まれてくるし、自尊心もそうなんだろうと思います。
人間が社会的な動物であり、その社会性と裏付けとなる知能で、生き残ってきた以上、仕方のないことですね。そして、差別もそもそも、相手を敵と味方に峻別して、敵を殲滅させてきた強力な武器の残骸なんだと思いました。
正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だ。しかし、希望がないわけではない。一人でも多くの人が人間の本性、すなわち自分の内なる「バカと無知」に気づき、多少なりとも言動に注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるはずだ。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす最新作。
「芸能人と正義に関するニュース」がどうして人気コンテンツになるのか?
キャンセルカルチャーが心地よさをもたらすのはなぜか?
バカと利口がじっくり向き合うことで生まれる悲劇とは?
「きれいごと」ばかりがはびこる現代社会の「残酷な真実」に光を当てる決定版。【目次】
PARTⅠ 正義は最大の娯楽である
1なんでみんなこんなに怒っているのか/2自分より優れた者は「損失」、劣った者は「報酬」
3なぜ世界は公正でなければならないのか/4キャンセルカルチャーという快感PARTⅡ バカと無知
5バカは自分がバカであることに気づいていない/6「知らないことを知らない」という二重の呪い
7民主的な社会がうまくいかない不穏な理由/8バカに引きずられるのを避けるには?
9バカと利口が熟議するという悲劇/10過剰敬語「よろしかったでしょうか?」の秘密
11日本人の3人に1人は日本語が読めない/12投票率は低ければ低いほどいい
13バカでも賢くなれるエンハンスメント2・0の到来PARTⅢ やっかいな自尊心
14皇族は「上級国民」/15「子どもは純真」はほんとうか?
16いつも相手より有利でいたい/17非モテ男と高学歴女が対立する理由
18ほめて伸ばそうとすると落第する/19美男・美女は幸福じゃない
20自尊心が打ち砕かれたとき/21日本人の潜在的自尊心は高かった
22自尊心は「勘違い力」/23善意の名を借りたマウンティング
24進化論的なフェミニズムPARTⅣ 「差別と偏見」の迷宮
25無意識の差別を計測する/26誰もが偏見をもっている/27差別はなぜあるか?
28「偏見」のなかには正しいものもある?/29「ピグマリオン効果」は存在しない?
30強く願うと夢はかなわなくなる/31ベンツに乗ると一時停止しなくなるのはなぜ?
32「信頼」の裏に刻印された「服従」の文字/33道徳の「貯金」ができると差別的になる
34「偏見をもつな」という教育が偏見を強める/35共同体のあたたかさは排除から生まれる
36愛は世界を救わないPARTⅤ すべての記憶は「偽物」である
37トラウマ治療が生み出した冤罪の山/38アメリカが妄想にとりつかれる理由
39トラウマとPTSDのやっかいな関係/40「トラウマから解放された私」とは?
付論1 PTSDをめぐる短い歴史
付論2 トラウマは原因なのか、それとも結果なのか?
ちなみに、chatGPTに要約してもらいました。
橘怜の著書「バカと無知」は、人間の認知能力や思考に対する問題点について分析し、社会問題や政治問題に対する認識の問題を指摘する内容となっています。
本書では、バカと無知という言葉を用いて、知的レベルや知識に欠如がある状態にある人々が、どのようにして社会や政治の問題に対して誤った判断をしてしまうのかを詳しく説明しています。また、その背景には教育やメディアの問題もあることを指摘し、より良い教育やメディアの役割を考える必要性を説いています。
さらに、本書では、認知バイアスや思考の妨げとなる偏見や先入観についても取り上げ、そうした問題を克服するためには、自己認識や対話の重要性を訴えています。
総じて、本書は、社会的な問題に対する正しい認識を促し、社会全体の知的レベルの向上につながるような内容となっています。