北北西に進路を取れ、今見ても、ドキドキする傑作です。さすが、古典は面白いです。

高校の時の漢文の先生が、古典を読めば間違いと言っていたのを思い出しました。古典は長い年月をかけて淘汰されてきた結果、残ったものなので、ハズレはないということなんですけど、確かにその通りでした。50年間、生き残った映画は伊達ではありません。古い映像ながら、臨場感があるのにびっくりです。惜しむらくは最後の終わり方なんですが、それも、ご愛嬌ということなんでしょうね。

マンハッタンの宣伝マン、ロジャー・ソーンヒルは、スパイと逆スパイの暗躍する世界に巻き込まれ、誘拐され、殺人の罪を着せられ、追跡されてしまう。