Abemaのコメント欄では、伊藤七段を非難する声もあったけど、先手番の勝率が異常に高い藤井八冠相手には、効果的な戦略だったと思います。避難される筋合いないです。
そして、AIの形勢判断で30%台にまで落ち込んだのに、結局、目立った悪手なしに、引き分けに持ち込んでいるというのは、ある意味でAI超えのような気がしました。
先手番角換わりは先手勝ちみたいな風潮があったけど、持将棋狙いという戦略が出たことでまた面白くなりました。
第49期棋王戦五番勝負(共同通信社主催)の第1局が4日、富山県魚津市で行われ、棋王を保持する藤井聡太竜王(21)と挑戦者の伊藤匠七段(21)の戦いは129手で引き分けに当たる「持将棋」が成立した。
タイトル戦での持将棋は1局が完結したと見なして、指し直し局を行わない。