カテゴリー: 感想

映画や本、ときおり、テレビドラマのレビューを載せています。かなり偏っているので、真面目な方は読まないほうがいいかもしれません。

  • 子供の寝かしつけの物語は、芥川龍之介のインスパイアは定番。蜘蛛の糸なんか何パターンでも使える。

    子供の寝かしつけの物語は、芥川龍之介のインスパイアは定番。蜘蛛の糸なんか何パターンでも使える。

    P4子どもにとってもわかりやすいので、お勧めです。

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    <あらすじ>
    地獄でもがき苦しんでいるカンダタを見たお釈迦様は、彼の善行を一つだけ思い出す。
    あらゆる悪事を働いた大悪党の彼だが、蜘蛛を一匹助けたことがあったのだ。
    お釈迦様は、カンダタを地獄から救い出そうと極楽から蜘蛛の糸を垂らし――

    <感想>
    僅か5頁のお話ですが、因果応報の縮図のようでした。描写、物語、全てが簡潔でありながら、奥が深いです。残酷とも言える物語ですが、最後は午時の清々しい情景で終わっています。そのセンスが何とも好きです。

  • シャイン、感動的な話ではあるものの、実話ベースであるにもかかわらず何故か迫りくるものを感じない。惜しい。

    シャイン、感動的な話ではあるものの、実話ベースであるにもかかわらず何故か迫りくるものを感じない。惜しい。

    P9出来事の大事な部分がはしょられて表現されているせいかもしれません。知りたいのはここなんだよ、という部分が抜けているという印象です。

    ピアニストの芸術を極めるための苦しみや悲哀がポイントなのか、父と子の確執がポイントなのか、再起に向けてのサクセスストーリーがポイントなのか、全部、中途半端な気がします。

    それにしても、父親の描かれ方はちょっとかわいそうかな。実際にどんな人だったのかわからないので、何とも言えませんけど。

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    実在の天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた感動の人間ドラマ。主演のジェフリー・ラッシュは、この映画でアカデミー賞主演男優賞に輝いた。

  • 伝え方が9割、この本は言われてみればあたりまえのことだけど、わけもなく感動した。

    伝え方が9割、この本は言われてみればあたりまえのことだけど、わけもなく感動した。

    P1明日から実践、いや、今日から。

    読みやすい本だから、ぜひとも、1度読んでください。

    http://www.amazon.co.jp/dp/4478017212

    共感したところ、というか、目次を忘れないようにメモしておきます!

    あくまでも基本なので、これだけやればできるというわけではないですが、できている人はやっていると思います。

    • 「イエス」に変える3つのステップ

      • 自分の頭の中をそのままコトバにしない
      • 相手の頭の中を想像する
      • 相手のメリットと一致するお願いをつくる
    • 「イエス」に変える「7つの切り口」

      • 相手の好きなこと
      • 嫌いなこと回避
      • 選択の自由
      • 認められたい欲
      • あなた限定
      • チームワーク化
      • 感謝
    • 「強いコトバ」をつくる技術

      • サプライズ法
      • ギャップ法
      • 赤裸々法
      • リピート法
      • クライマックス法

    コピーライターって、ちょっとかっこいいね。

  • ちぃちゃんのかげおくり、長女の教科書に載っていたのを読んで感動。こういう本をどんどん読ませるべきだと思う。

    ちぃちゃんのかげおくり、長女の教科書に載っていたのを読んで感動。こういう本をどんどん読ませるべきだと思う。

    P8ベネッセの教材に載っていて、丸つけをするときに、思わず最後まで読んでしまいました。

    反戦反戦と叫ぶより、こういう本を子どもたちと話をしながら、読み込んだほうがよっぽど平和教育だと思います。

    ただ、毎年学級崩壊の立役者と評判の長女の担任が、これをちゃんと説明できるかというと無理なんですけどね。

    ああ、この単元は自分が先生になりたい気持ちでいっぱいです。そして、教科書を作ってみたいと思いました。誰かびっくりするぐらいお金を出してくれるパトロンがいたら、有志で学校を作りたいもんです。

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  • サウンドオブミュージック、軽く見ていてすみません。とてもいい映画でした。

    サウンドオブミュージック、軽く見ていてすみません。とてもいい映画でした。

    P4厳格な大佐に育てられている子どもたちがマリアと音楽に心を開いていくさまとナチスにオーストリアが合併されていく時代背景がたくみに描かれていて、飽きさせない展開でした。

    さすがに3時間は長男にとっては長すぎたみたいですが、長女は釘付けでした。

    次は吹き替えじゃなく、字幕で見たいと思いました。

    http://www.amazon.co.jp/dp/B005CUG1C4/

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  • 遠野に行ったから遠野物語を読むという、この安直さ。

    遠野に行ったから遠野物語を読むという、この安直さ。

    P6遠野で聞いたおばあちゃんの話と同じじゃん、と思ったのは何も考えていなかった証拠です。

    座敷わらし、うちに来てくれないかな。

    怒号が飛び交うけど、賑やかな一家ですよ。

    http://www.amazon.co.jp/dp/4309021581/

  • ウォーキング・デッドのシーズン2はシーズン1よりもはるかに面白い。人間模様が出てきたからかな。

    ウォーキング・デッドのシーズン2はシーズン1よりもはるかに面白い。人間模様が出てきたからかな。

    P3シーズン1は、バイオハザードと何が違うのか、と思っていたのですが、シーズン2は登場人物同士の人間ならでは葛藤が出ていて良かったです。

    ウォーカーがいるのに、何をやっているのかと思いますが、これがドラマの王道ですね。

    早くひかりTVでシーズン3をやってくれないかな。

    http://www.amazon.co.jp/dp/B0099BGJ5G/

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  • 宇宙兄弟、おもしろい。夢中になって、読み切っちゃいました。深い、いい漫画だと思います。

    宇宙兄弟、おもしろい。夢中になって、読み切っちゃいました。深い、いい漫画だと思います。

    なんとなく、自分がムッタのように思えて、応援しちゃいました。

    どんどん、成果を出していくので、なんか、置いていかれたような寂しい気持ちにさえなっちゃいましたね。

    変なの。

    やっぱり、自分はなんだかんだ言って、「才能」が好きなんだなぁ、と実感しました。

     

    2025年、NASAは日本人宇宙飛行士・南波ヒビトを含む、第1次月面長期滞在クルーのメンバーを発表。時を同じくして日本では、自動車の設計をしていた南波ムッタが会社をクビに。大きく異なった運命を歩んでいたふたりの兄弟。しかしそれぞれの未来が、幼少時代に交したある約束によって、動き出そうとしていた。

    幼少時代、星空を眺めながら約束を交わした兄・六太と弟・日々人。2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士となり、月面の第1次長期滞在クルーの一員となっていた。一方、会社をクビになり、無職の兄・六太。弟からの1通のメールで、兄は再び宇宙を目指しはじめる。

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  • カイヨワの「遊びと人間」を読もうと思ったけど、パラパラっと見ただけで無理であることが判明。ネットで要約を検索。

    カイヨワの「遊びと人間」を読もうと思ったけど、パラパラっと見ただけで無理であることが判明。ネットで要約を検索。

    何となく良いことを書いてありそうな雰囲気はあるものの、それを最後まで読みきる精神力が私にはないことが火を見るよりも明らかだったので、断念して、結論をインターネットで探しました。

    便利な世の中になりましたね。ただ、要約してくれているブログでも、ちょっとついていけない感じでした。とほほ。

    1958年にロジェ・カイヨワが書いた遊戯論の古典。

    特に遊びの定義と4分類は後の研究に大きな影響を与えた。

    カイヨワは遊びを次の6つの性質を持った活動と定義した。

    1 自由な活動

    2 隔離された活動

    3 未確定の活動

    4 非生産的活動

    5 規則のある活動

    6 虚構の活動

    そして、すべての遊びを次の4つに分類した。(2つが結びつく複合的な遊びもある)

    アゴン(競争):サッカーやビー玉やチェスをして遊ぶ

    アレア(偶然):ルーレットや富くじに賭けて遊ぶ

    ミミクリ(模擬):海賊ごっこや、ネロやハムレットを演じて遊ぶ

    イリンクス(眩暈):急速な回転や落下で混乱と惑乱を生じさせて遊ぶ

    さらにこの分類はパイディア(遊技)とルドゥス(闘技)という対立軸に置くことができるとした。前者は気晴らし、即興、無邪気な発散という方向性であり、後者は逆に努力、忍耐、技、器用という方向性である。

    この本の第一部では子供達の自然な遊びから、スポーツ、ギャンブル、演劇など文化の広大な領域をカバーする遊びの枠組みをカイヨワは構築した。そして第二部では遊びを出発点とする社会学を目指した「遊びの拡大理論」が展開される。

    広く知られたように遊びには教育効果がある。カイヨワはそれを認めて、

    「たしかに、遊びは勝とうという意欲を前提としている。禁止行為を守りつつ、自己の持てる力を最大限に発揮しようとするものだ。しかし、もっと大事なことは、礼儀において敵に立ちまさり、原則として、敵意なしに敵と戦うことである。さらにまた、思いがけない敗北、不運、宿命といったものをあらかじめ覚悟し、怒ったり自棄になったりせずに、敗北を甘受することである。立腹したり愚痴を言ったりする人は、信用を落としてしまう。実際、ゲームが再開されるときは、これはまったくの新規蒔き直しなのだし、何が駄目になったわけでもないのだ。だから遊戯者は、相手を咎めたり失望したりするのではなく、一そうの努力をするがいいのである。」

    と述べているが、さらに遊びが人類にもたらす意味にまで解釈を拡大して、遊びこそ文化文明や社会の歴史発展に必須の重大なものとしてとらえていく。

    「遊びは本能を訓練し、それを強制的に制度化する。遊びはこれら本能に形式的かつ限定された満足を与えるが、それは本能を教育し、豊かにし、その毒性から魂を守る予防注射をしているのだ。同時に本能は、遊び(の教育)のおかげで文化の諸様式の豊富化、定着化に立派に貢献できるものになる。」

    遊びの4分類のうち二つが密接に結びつくケースがあると述べている。特にミミクリ(模擬)とイリンクス(眩暈)の対は、古代の宗教政治において重要な役割を果たした。神々の仮面をかぶったシャーマンが恍惚状態の眩暈の中で宇宙からのメッセージや超常的パワーを受け取る。やがて、こうしたシャーマンの役割は古くさいものとして排除され、、アゴン(競争)とアレア(偶然)を基調とする民主主義や科学という新しい制度によって置き換えられていく。

    「以上、見てきた通り、いわゆる文明への道とは、イリンクスとミミクリの組み合わせの優位を少しずつ除去し、代わってアゴン=アレアの対、すなわち競争と運の対を社会関係において上位に置くことであると言ってもよかろう。」

    現代の人類は誰でも能力と運次第で成功できる民主社会という壮大なゲームの構造をつくりあげた。

    遊びは人間だけのものではない。動物の子供も遊ぶ。遊びは動物に共通する本能である。その基本的な本能を公共のために飼い慣らすことができたのが人間の成功の秘密だったのかもしれない。カイヨワの遊戯論は後半でいつのまにか文明論に発展していく。読み応えたっぷりである。

     http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/post-803.html

  • カリートの道、更生したアル・パチーノを応援しながら、ハラハラできる面白い映画です。

    カリートの道、更生したアル・パチーノを応援しながら、ハラハラできる面白い映画です。

    P1結末はわかっているものの、どこかで違う結末を期待しながら見ちゃいました。さすが、アル・パチーノ。

    更生しようとしても、巻き込まれていく、人生の悲哀を感じました。失敗が失敗を呼んで、転がり落ちるってことありますからね。

    それにしても、あの弁護士はクズですね。

    古い映画だからかもしれませんが、ストーリーがしっかりしていて、派手なアクションやCGに頼っていないのが、小気味いいです。おすすめ。

    http://www.amazon.co.jp/dp/B006QJT2AS/

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  • スタンフォードの自分を変える教室、想像していた内容とは違いましたが、とても役に立ちました。

    スタンフォードの自分を変える教室、想像していた内容とは違いましたが、とても役に立ちました。

    P8いや、役に立ったかどうかは、これからの私次第ですけどね。

    どうすれば自分を変えられるのかという手段の話ではなく、そもそも人間の脳はどういうシステムなのかを明らかにしているところが斬新でした。

    手段に納得できると、その手段をやろうという意欲がわいてきます。勉強をしろと言われても、ピンと来ないけど、勉強するとどういう効果があるのかがわかると、まあ、やろうかなと思えるのと同じです。

    ベストセラーになる理由がよくわかります。

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  • みえない雲、東日本大震災の前に公開されていたのが素晴らしい。

    みえない雲、東日本大震災の前に公開されていたのが素晴らしい。

    P1原発事故を描いた映画。

    福島の事故があったから、今でこそ、リアルな問題意識があるものの、約10年前に映画になっていたというのが素晴らしいと思います。

    原発事故でパニックになった群集心理を描く前半と被爆した後の絶望感や差別を描く後半という構成で、後半が主張を散りばめすぎたせいで、ちょっとボケた感じになっちゃったのが残念です。

    主演のパウラ・カレンベルクの頭の形の良さに感動していたら、チェルノブイリのとき、胎児でその影響かどうかわからないけど、片肺がないとのことで、また、びっくり。

    http://www.amazon.co.jp/dp/B000OMD1H8

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