- 2020/08/31
長男に大事な試合に負けた後、どこまで頑張るかが精神力だと説教をたれた後、あと1.5勝で昇段の一番を落としたら、そのまま4連敗してしまう私。自分が一番、精神力ないじゃん。
昇段まで、あと1.5勝というところで、惨敗しちゃいました。 心が折れたせいということではないのですが……
どうも、説明文よりも物語文のほうが好きみたいですね。そして、根拠のないイメージですが、中学受験には役に立ちにくい本の内容の気がします。
佳奈が十二で、ぼくが十一だった夏。どしゃ降りの雨のプール、じたばたもがくような、不思議な泳ぎをする彼に、ぼくは出会った。左腕と父親を失った代わりに、大人びた雰囲気を身につけた彼。そして、ぼくと佳奈。たがいに感電する、不思議な図形。友情じゃなく、もっと特別ななにか。ひりひりして、でも眩しい、あの夏。他者という世界を、素手で発見する一瞬のきらめき。鮮烈なデビュー作。