- 2013/11/03
四万温泉の柳屋でスマートボール。子どもたちだけでなく、私も盛り上がる。意外に面白い。
スマートボールってなんぼのもんじゃいと、甘く見ていたけど、意外に盛り上がりました。 レベッカの歌詞に……
坂本七郎さんという家庭学習コンサルタントの方からなぜかわかりませんが、メルマガが届きます。家庭学習コンサルタントって、いったい何をしてくれるのでしょうか。私も名乗っていいのかなぁ。
で、今回のテーマは親が子供に教えることについてでした。
https://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201902270000/
わからない問題があると、お母さんに聞いてお母さんが解き方を説明するという形で勉強を進めていました。お母さんも適宜ほめながら教えていて、塾講師の経験者なのか、教えるスキルもある方でした。
はじめは子どもも素直に説明を聞いていて、がんばっているなぁと感心していました。
ところが1時間を過ぎたころから、案の定、子どもの集中力が落ちてきて、ダラダラと勉強をするようになりました。
机の上に突っ伏して明らかにもうやりたくないモードです。
そりゃあ、そうですね。言うまでもないです。
では、そもそも親子学習、家庭学習において、親が子に勉強を教えることはよいことなのか?について考えてみましょう。
わたしは、その弊害さえ頭に入れておけば、親が教えることは悪いことではないと考えています。「教え方」が問題なのです。
親子学習のメリット
親子学習は親子のコミュニケーションとしても役立ちます。ここで笑い声が出るような楽しい親子学習であれば、勉強に対しての印象も前向きになっていきます。
親子学習の弊害
しかし、先ほどのカフェのお母さんのように、まじめに教えすぎると、楽しくありません。時間が長くなると、学習効率も下がります。さらに、こうしたつまらない親子勉強の時間が続けば続くほど、親への依存体質が強まっていきます。
親子のコミュニケーションを受験勉強を仲介にして取るというのは、ありだと思います。そして、弊害ですが、私の考えでは、基本はコーチなので、そんなに教えないのが良いと思っています。
進捗状況は把握し、何に注力すべきかとか、どこで躓いているかなどのアドバイスはするけれども、解き方とかは基本的に教えないのが良いと思っています。たとえ、どんなに教え方が上手でも、です。
親子学習といったときに、親が子供に教えることではなく、親が子供のやるべきことをストレスなく効率的にさせてあげることだと思います。
他にもネットで検索すると、いっぱいでてきました。
http://www.11kodomo.com/sonota/osiekata.html
・間違いを正さない
・否定をしない
・他人と比べない
・できなくて当たり前の心構え
・一度では覚えられないという心構え
これは、coachじゃなくて、teachですね。
https://allabout.co.jp/gm/gc/421533/
教えるのがうまい親は、子どもが答えを出せなくて悩んでいるとき、イラつくことなく見守ります。子どもが答えを出せなくて諦めそうになっても、答えは教えません。答えを教える代わりにヒントを与えるのです。
・さっき解いた基本問題をもう一度読んでみたら?
・この問題、この前やった○○の問題に似ているような……
・計算ミスしてるってことはないかな……まずは間接的なヒントを与え、それでもわからないようであればもう少し直接的なヒントを出す、というように段階を経て、ヒントを出します。決して答えは言いません。答えは、本人に気づかせるのです。ほとんど答えを言っているようなヒントでも、子どもが自分でひらめいたと実感できればいいのです。
じつはこの指導の仕方はプロの塾講師のアプローチと同じです。勉強の醍醐味、それは苦労した先にある発見の喜びです。発見の喜びを得る機会を上手に与えていくことができれば、子どもは勉強好きになります。答えを教えるのではなく、見守りつつヒントを小出しにして、子ども自身に気づかせる。教えるのがうまい親は共通してこのアプローチが上手なのです。
これもteach。
http://ikujimama.net/home-studying-01/
1.絶対に怒らない!
2.侮辱したり馬鹿にしてはダメ!
3.学力向上が目的ではない!
4.命令ではなく、隣にすわって一緒にやる!
5.子どもの口から説明させる!
6.長時間のお勉強はNG!
7.一度にたくさん詰め込まない!
8.毎日決まった時間に机に向かおう!
9.教えるのではなく気付かせる!
10.途中で邪魔をしない!
11.遊びやゲームで理解させよう!
12.よその子と比べない!
13.できないのが当たり前!
14.結果じゃなく、努力を評価しよう!
https://www.himawari-child.com/knowledge/53.html
1.子供に気づかせること
2.理解しても、どうせ忘れている
3.とにかく勉強を盛り上げる
なんか、どれもこれも、似ていますね。
こうしてみると、どうやって教えるかに興味の中心があって、何をやらせるかにはあまり興味がないみたいです。