コロナはパンデミックと言っていいと思いますが、私のイメージのパンデミックは映画アウトブレイクのようなものを想像していたので意外です。疑心暗鬼の恐ろしさを知りました。

コロナ、大変。

私は「風邪<コロナ<インフル」というふうに思っていて、今でも意見を変えていないのですが、もしかしたら、間違いなのかもしれません。イタリアの状況を見ると、そんな気がします。

ただ、まさか、こんな弱いウイルスでパンデミックが起きるとは思っていませんでした。

弱いというのは、語弊がありますが、パンデミックというのは、かかったら数日で死に、発症したら半数以上は死ぬというような、致死率の高いウイルスによって起きると思っていたからです。アウトブレイクのように。

それが、致死率が低く、特に、体の弱い人や適切に対症療法できる環境がない場合を除くと、ほとんど死なないウイルスで、こうなるとは思いませんでした。

ウイルス側の生き残り戦略としては、人体を破壊する力よりも、医療崩壊を招く力のほうが効果的ということですね。そういう意味では、現代的なウイルスです。

具体的には、潜伏期間が長めで、人体を致命的には痛めつけずに感染者をむやみに殺さない、という特徴を持つということです。

なかなか、興味深いです。

このウイルスがすごいのは、人間の疑心暗鬼に働きかけて、理性を失わせることです。

疑心暗鬼って、どんなウイルスより怖いです。マスクやトイレットペーパーの一連の騒動を見ればわかります。

疑心暗鬼は、ウイルスが科学的に解明されていないからおきるわけで、その状態だと、常に最悪の事態を考えざるをえず、結果的には大袈裟な対応をしてしまうのは仕方がないことだと思いますが、実際はそんな必要はないはずです。


なので、私は、ちきりんさんの意見とはちょっと違います。

「季節性インフルエンザとはまったく違う。それらとは異なる警戒が必要だ」という意見については、最大限のリスクで考えればそうだけど、統計的に考えれば、そこまで警戒する必要はないと思っています。

専門家の中に季節性インフルとは桁違いの被害者が出かねないとシミュレーションしてる人がいるのは最悪の事態についての話であり、万が一、最悪の事態になっても、致死率が低いウイルスなので、乗り切れると思えます。そして、武漢とイタリアについては、感染爆発というよりは、医療崩壊な気がしています。


なので、早く、科学的に解明し、治療法が確立してくれることを望みます。

言い方は悪いけれども、重篤ではない感染者や、感染の疑惑のある人に医療リソースを割くよりは、ウイルスの化けの皮を剥ぐことに割いて欲しいです。(なので、日本の対応は正しいと思っています。いや、もしかしたら、医療の水準が高いからできているだけなのかもしれませんが、でも、それはこれまでの努力の賜物でしょう。)

そして、市民を安心させるためには、脅威となりうるウイルスなのでしょうが、やっぱり、ある程度の正確なデータが必要でしょう。「肺炎(原因は問わない)」「新型コロナ」「インフル」「はしか(例えば)」で、感染率、致死率、20歳から60歳までの致死率などを前提条件を合わせて形で比較して説明して欲しいです。

20歳から60歳の致死率が低いうちは、最悪、全員が罹患しても、人間の免疫力を駆使して、いずれは元に戻ることができると腹をくくれるし、肺炎と新型コロナが同じようなデータになれば、結局のところ、肺炎でしょ、ということになって、コロナに特化しない対策で安心するかもしれませんから。

ああ、早く普通に戻りたい。