朝井リョウの「何様」、「何者」の登場人物が出てくるようですが、そこまでキャラが立った作品でもなかったのにコラボされても、却ってわかりにくいだけでした。

朝井リョウの「何様」、「何者」の登場人物が出てくるようですが、そこまでキャラが立った作品でもなかったのにコラボされても、却ってわかりにくいだけでした。
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うーん、「何者」のキャラはおろか、ストーリーですら、覚えられないのに、つなげられても、困惑しちゃいます。

そして、この作者の文章は、頭の中と現実を混ぜて書くので、わかりにくくてイマイチです。読者に優しくないし、別に、こうして書かれた文章がうまいとも思えません。

総じて、面白くないのですが、「水曜日の南階段はきれい」だけは、うまいなぁ、と唸らされる作品でした。

 

生きるとは、何者かになったつもりの自分に裏切られ続けることだ。直木賞受賞作『何者』に潜む謎がいま明かされる──。光太郎の初恋の相手とは誰なのか。理香と隆良の出会いは。社会人になったサワ先輩。烏丸ギンジの現在。瑞月の父親に起こった出来事。拓人とともにネット通販会社の面接を受けた学生のその後。就活の先にある人生の発見と考察を描く 6 編!

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何者、想像以上に良かったです。就職活動でうまくいかない時の重苦しさと、現代社会の承認欲求の強く批判ばかりしている人たちの様子が、鮮やかに描かれていました。 正欲を読んで、面白いけど、この設定はなんだかなぁ、と思っていた朝井リョウが原作者ということで、どんなものになるのか、期待……