- 2017/10/28
長男が図書館で火の鳥を借りてきたので読んでみる。やはり、手塚治虫は奥深いなぁ、と思いました。
現代の今でも色褪せない内容。すごく先見性があったなぁ、と思います。長男にはちょっと難しかった気もしま……
うーん、「何者」のキャラはおろか、ストーリーですら、覚えられないのに、つなげられても、困惑しちゃいます。
そして、この作者の文章は、頭の中と現実を混ぜて書くので、わかりにくくてイマイチです。読者に優しくないし、別に、こうして書かれた文章がうまいとも思えません。
総じて、面白くないのですが、「水曜日の南階段はきれい」だけは、うまいなぁ、と唸らされる作品でした。
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