タグ: 家族

  • 池田町の七ヵ条、気持ちはわかるけど、こんなことをオフィシャルに出すという時点で、この町に未来はないですね。もう移住者も入ってこないでしょうし。

    池田町の七ヵ条、気持ちはわかるけど、こんなことをオフィシャルに出すという時点で、この町に未来はないですね。もう移住者も入ってこないでしょうし。

    破れかぶれで炎上狙いだったのかな。そうだとしても、この町に未来はないと思います。

    日本初のゴースト・ビレッジになる気がします。いや、良く知らないんですが、すでにゴースト・ビレッジっていっぱいあるんでしょうか。

     

    「都会風を吹かさないように」「プライバシーがないと感じるお節介がある」「面倒さの存在を自覚し」――。福井県池田町の広報誌に1月、移住者に向けて刺激的な文言が並ぶ「暮らしの七カ条」が掲載された。SNS(交流サイト)で拡散され、町役場は「言葉足らずだった」と認めるが、込められた思いには都市部の住民が憧れる「田舎暮らし」と現実とのギャップも浮かぶ。

    例えば第4条は「今までの自己価値観を押し付けないこと。また都会暮らしを地域に押し付けないよう心掛けてください」。付記として「これまでの都会暮らしと違うからといって都会風を吹かさないよう心掛けてください」などと続く。

    同町役場が県外の事例を基に原案を作成、町内33集落の区長会からの提言としてまとめた。町の広報誌「広報いけだ」1月号に掲載され、町のウェブサイトでも閲覧できる。

    SNSで物議を醸したことについて、同町総務財政課の森川弘一課長は「真意がうまく伝えられなかった」と話す。本来は七カ条を基に各区ごとの区費やお祭り、草刈り作業などをまとめた「集落のテキスト」を作成し、区長らが移住者に説明するはずだった。だが条文だけを広報誌に載せたことで、文章が独り歩きした。

    池田町の人口は約2300人。過去5年間で300人以上減り、高齢化率は45%を超えるため、移住政策に注力してきた。移住相談の専用窓口を設置し、単身者から家族連れまで対応できる3種類の町営住宅も建設。空き家改修などにも補助金を出し、子育て支援も手厚い。現在では年20人程度が移住するだけに、移住者に冷たいイメージは痛手だと、町民からも批判が上がる。

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC097S40Z00C23A2000000/

     

    [blogcard url=https://www.town.ikeda.fukui.jp/]

  • 2月の試験期間には、いろいろとサボって旅行に行くのが恒例だったんですけど、長男が行かなくなったので、立ち消え中です。

    2月の試験期間には、いろいろとサボって旅行に行くのが恒例だったんですけど、長男が行かなくなったので、立ち消え中です。

    もう、家族で旅行に行くこともないのかなぁ。思春期のバカヤロー。

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  • 同志少女よ敵を撃て、多くの人がなぜ絶賛するのかよくわかりませんでした。つまらなくはないけど、別段、すごく面白いわけでもないです。

    同志少女よ敵を撃て、多くの人がなぜ絶賛するのかよくわかりませんでした。つまらなくはないけど、別段、すごく面白いわけでもないです。

    何が面白くないかって、余計な情報が多すぎるんですよね。

    作者は、歴史を調べ上げて、史実にある程度忠実に描写しているのかもしれませんが、読むほうはどうだっていいです。この話のポイントは、主人公の心の動きだから、ソ連だろうがナチスだろうが関係ないのに、やたら詳しい。

    戦争の状況の描写は、文字でやろうとしているのが辛いですね。映像には勝てないから。

     

    肝心の心情の変化についても、言わんとしていることはわかるけど、なんとなくリアリティがない気がしました。この少女たちだけ、キレイごとな気がして、戦争って、そんな生やさしいものじゃないんじゃないかな、というのが私の感覚です。

    とにかく、読んでて目が疲れました。

    独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵”とは?

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  • 13歳の娘が母親を刺し殺害って、本当にひどい話。事情はいろいろあるんだろうけど、刺殺するってそんなに簡単じゃないと思うのに、殺したってことは、この子どもを社会に野放しにしてほしくないなぁ。

    13歳の娘が母親を刺し殺害って、本当にひどい話。事情はいろいろあるんだろうけど、刺殺するってそんなに簡単じゃないと思うのに、殺したってことは、この子どもを社会に野放しにしてほしくないなぁ。

    刃物を使ったからと言って、そんなに簡単に殺せるもんじゃないと思うんですよ。

    戦意喪失した後に追い打ちをかけたとしか思えなくて、そういう人と一緒の社会で暮らしたくないんですよね。怖いから。もはや、少年法云々の世界じゃないと思います。

     

    16日夜、静岡県牧之原市の住宅で40代の母親を刃物のようなもので刺して殺害したとして、警察は13歳の娘を児童相談所に通告しました。今後、詳しいいきさつを調べることにしています。

    16日午後11時50分すぎ、牧之原市の住宅で「女性が刺された」と家族から警察に通報がありました。

    警察によりますと、この家に住む40代の女性が刃物のようなもので刺されて病院に運ばれ、まもなく死亡が確認されました。関係者によりますと、首などに複数の刺し傷が確認されたということです。警察は家族の目撃情報などから、自宅にいた中学1年生で13歳の娘に事情を聞いたところ、母親を刺したことを認めたということです。

    法律で14歳未満は刑事責任を問われず、警察は娘を児童相談所に通告しました。今後、いきさつなどを詳しく調べることにしています。

     https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230117/k10013951771000.html

  • 共通テストが終わったわけですけど、長女の出来がわからない。秘密主義だから教えてくれないんだもの。家族なのにね。

    共通テストが終わったわけですけど、長女の出来がわからない。秘密主義だから教えてくれないんだもの。家族なのにね。

    ムチャクチャ、落ち込んでいる様子もないし、かといって、浮かれている様子もないから、いつも通りというか、予想通りの出来栄えだったんじゃないかな、と思っています。

    言ったって減るもんじゃないから、教えてくれてもいいのになぁ、と思いつつ、知ったら知ったで、何かしら余計なアドバイスをしたくなるので、知らないほうがいいのかもしれない、などと禅問答みたいなことを考えています。

    結果、受かってくれればいいんですけど。過程はどうでもいいです。

     

    どうやら、今年は、去年よりも簡単だったみたいですね。クマムシとか、親ガチャとかが問題に出たとか話題になっているみたいですが、あんまり興味ないです。

    [blogcard url=https://www.keinet.ne.jp/center/average/23_index.html]

  • 黄泉がえり、予想以上に良かったです。いろいろな伏線があり、それを見事に回収したという印象です。

    黄泉がえり、予想以上に良かったです。いろいろな伏線があり、それを見事に回収したという印象です。

    かなり古い映画ですが、公開当時には、ジャニーズ、SMAPの草彅君が主演というので、先入観から全く見る気がない映画でした。

    実際に見てみると、ストーリーが良くできていて、面白かったです。正直に言うと、演技的にどうなのと思うことも多かったんですけど、それを補って余りある展開の素晴らしさがありました。

    それぞれの「黄泉がえり」にドラマがあり、それらが、微妙に絡み合っていて、草彅剛と竹内結子にはサプライズもあり、上手だな、と感心しました。

     

    唯一、残念だったのは、歌とのタイアップみたいなところですね。最後のコンサートとか音楽を強調する必要はないと思いました。(それ以外にも、ところどころ、冗長じゃないのかな、と思うところはありましたが。)

    あと、出演者が皆さん、若いですね。竹内結子も存命だし。石田ゆり子も、超かわいい感じ。長澤まさみは気づきませんでした。

     

    九州阿蘇のとある地域。ここで少し前から驚くべき現象が頻発していた。死んだ者が、死後も自分のことを想い続けてくれた人の前に、ある日突然現われるのだ。それは、ゾンビや幽霊などではなく死んだ当時のままの姿で蘇るのである。最愛の人との再会に喜ぶ家族や恋人の一方で困惑する周囲の人々。厚生労働省勤務の川田平太は故郷で起った謎の現象を解明するため現地に赴く。そこで、川田は死んだ親友のフィアンセだった橘葵と再会する。葵もまた恋人の黄泉がえりを待ちわびていた。そんなある日、川田は<黄泉がえり>にある法則を見出すのだったが…。

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  • トゥルーノース、ムチャクチャいい映画。本当に今の時代の日本に生まれてきただけで、どれだけ恵まれているのかということを改めて思いました。

    トゥルーノース、ムチャクチャいい映画。本当に今の時代の日本に生まれてきただけで、どれだけ恵まれているのかということを改めて思いました。

    独裁政治というのも大問題なのですが、恐らく、そもそも国が貧しいということが、より大きな問題じゃないかと思います。貧しいから、ますます、独裁に拍車がかかるし、弾圧も厳しくなるわけで。

    とはいえ、本当に、いまここで生活している自分が、いかに幸せか、悩んでいることがいかに些細なことなのか、深く考えさせられました。

    全編、CGというのも、逆に良かったです。感情の起伏が激しい映画は、こっちのほうが伝わりそうな気もしていて、俳優の仕事も減る気がしました。

     

    平壌で幸せに暮らすパク一家は、父の失踪後、家族全員が突如政治犯強制収容所に送還される。過酷な生存競争の中、ヨハンは次第に純粋で優しい心を失う一方、母と妹は人間性を失わずに生きようとする。そんなある日、愛する家族を失ったヨハンは、絶望の淵で「生きる」意味を考え始める。

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  • かそけきサンカヨウ、現実味もなく、少しも共感できないし、おもしろくなかったです。最後は睡魔との闘いでした。

    かそけきサンカヨウ、現実味もなく、少しも共感できないし、おもしろくなかったです。最後は睡魔との闘いでした。

    ストーリー自体も好きじゃないのですが、映画の撮り方は、もっと好きじゃなかったです。

    これでもかというほどの、スローテンポ。ストーリー展開の遅さも相まって、いらいらしちゃいました。

    最後は寝落ちしちゃいました。つまらなすぎて。

     

    幼い頃に母が家を出て、ひとりで暮らしを整えられるようになっていった陽は、帰宅してすぐに台所に立ち、父とふたり分の夕飯の支度にとりかかるのが日課だ。ある夜、父が思いがけないことを陽に告げる。「恋人ができた。その人と結婚しようと思う」ふたり暮らしは終わりを告げ、父の再婚相手である美子とその連れ子の4歳のひなたと、4人家族の新たな暮らしが始まる。新しい暮らしへの戸惑いを同じ高校の美術部に所属する幼なじみの陸に打ち明ける陽。実の母・佐千代への想いを募らせていた陽は、それが母であることは伏せたまま、画家である佐千代の個展に陸と一緒に行く約束をするが・・・。

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  • 渡辺徹が亡くなっていただなんて、ショック。勝手に「元気印」みたいに思っていたから。

    渡辺徹が亡くなっていただなんて、ショック。勝手に「元気印」みたいに思っていたから。

    私たち、でぶの星だった、ような気がします。ご冥福をお祈りいたします。

     

    俳優でタレントの渡辺徹(わたなべ・とおる)さんが敗血症のため11月28日午後9時1分に死去した。61歳。茨城県出身。所属した文学座によると、11月20日に発熱、腹痛などの症状が出たため、都内の病院で検査を受け、細菌性胃腸炎と診断され、入院していた。その後、敗血症と診断され、治療を受けていたが、回復しなかったという。葬儀・告別式は家族葬を行い、後日、お別れの会を予定している。

    渡辺さんは2012年に虚血性心疾患と診断され、6時間にも及ぶ手術を受けた。当時は榊原が健康面を考えて料理をつくっていたが、隠れて暴飲暴食を続けていたことが発覚。生活を改めることを誓った。翌13年にも膵炎(すいえん)で入院。昨年4月にも大動脈弁狭窄(きょうさく)症の手術を受けた。また、糖尿病を起因とする慢性腎不全のため、週3回の人工透析を受けていた。

     https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/12/02/kiji/20221202s00041000386000c.html

  • 久しぶりに行った鮮魚屋、やっぱり、魚のクオリティは高いですね。特に焼き魚は焼き方もいいので、おすすめです。

    久しぶりに行った鮮魚屋、やっぱり、魚のクオリティは高いですね。特に焼き魚は焼き方もいいので、おすすめです。

    吉祥寺通りを調布方面に少し歩いたところにあるお店。

    店の外観がちょっと上品すぎて、通り過ぎてしまうほどです。今は店を閉めてしまった魚初の直営店なんで、魚のクオリティは素晴らしいです。

    刺身の盛り合わせも美味しいし、魚の一品料理も美味しいです。でも、一番のお気に入りは、焼き魚です。家では焼けないように、ふわふわに焼いてくれるので、盛り上がります。

    いわゆる大衆居酒屋のような、ガチャガチャしたろことがないので、落ち着いて飲みたいときに良いと思います。

    昔はよく家族で行ったのですが、コロナと子供たちの思春期のせいで久しぶりの訪問でしたが、やっぱり満足でした。

    鮮魚屋居酒屋 / 吉祥寺駅井の頭公園駅

    夜総合点★★★☆☆ 3.5

  • 悪人、ちっとも面白くなかったです。重いテーマをただ重く表現しただけでつまらないです。重いテーマだからこそ、明るく表現して欲しかったです。

    悪人、ちっとも面白くなかったです。重いテーマをただ重く表現しただけでつまらないです。重いテーマだからこそ、明るく表現して欲しかったです。

    何か、すごいことが起きるのかと思わせておいて、結局、最後まで何も起きない、だた、どんよりしているだけの映画でした。小説じゃなくて映画なんだから、少しエンターテイメントの要素があるべきじゃないかと思います。

    それと、誰しもが悪人になりうる、というように肯定的に受け止めるのは、ちょっと厳しいだろうと思いました。

     

    芥川賞作家・吉田修一の最高傑作を、李相日監督が渾身の映画化。主演の深津絵里がモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞、作品も2010年度キネマ旬報ベストテン第1位に選ばれた傑作。ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。さまざまな視点から事件の真相が明らかになるにつれ、観る者に「いったい誰が本当の“悪人”なのか」を問う。悪意にまみれたこの現代で、ひとは何にすがって生きれば良いのか。人間の善悪を深くえぐる演出と豪華キャストによる究極のヒューマンドラマ。

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  • 安倍元首相の国葬が行われたようですね。亡くなり方が演説中の銃撃だったので、国葬することには賛成ですが、見積額が跳ね上がるのはやめてほしかったですね。

    安倍元首相の国葬が行われたようですね。亡くなり方が演説中の銃撃だったので、国葬することには賛成ですが、見積額が跳ね上がるのはやめてほしかったですね。

    事前に騒いだ割には大したことなかった印象です。反対していた人は、ただ反対したかっただけのようにも思えました。

    でも、国葬するのはいいけれども、もう少し節約できなかったのかな、と思います。一般人の間でも、こじんまりした葬儀って流行りつつあるわけですし。

     

    従一位、大勲位菊花章頸飾、安倍晋三・元内閣総理大臣の国葬儀が執り行われるに当たり、ここに、政府を代表し、謹んで追悼のことばを捧げます。

    7月8日、選挙戦が最終盤を迎える中、安倍さん、あなたは、いつもの通り、この国の進むべき道を、聴衆の前で熱く語りかけておられた。そして、突然、それは、暴力によってさえぎられた。あってはならないことが起きてしまいました。いったい誰が、こんな日が来ることを、寸ごうなりとも予知することができたでしょうか。安倍さん、あなたは、まだまだ、長く、生きていてもらわなければならない人でした。日本と世界の行く末を示す羅針盤として、この先も、10年、いや20年、力を尽くしてくださるものと、わたくしは、確信しておりました。わたくしばかりでは、ありません。本日、ここに、日本の各界各層から、世界中の国と地域から、あなたを惜しむ方々が、参列してくださいました。みな、同じ思いをもって、あなたの姿に、まなざしを注いでいるはずです。しかしそれは、もはや、叶うことはない。残念でなりません。痛恨の極みであります。

    29年前、第40回衆議院議員総選挙に、あなたと、わたくしは、初めて当選し、ともに、政治の世界へ飛び込みました。わたくしは、同期の1人として、安全保障、外交について、さらには経済、社会保障に関しても、勉強と、研さんに、たゆみなかったあなたの姿を、つぶさに見てまいりました。なによりも、北朝鮮が日本国民を連れ去った拉致事件について、あなたは、まだ議会に席を得るはるか前から、強い憤りをもち、並々ならぬ正義感をもって、関心を深めておられた姿を、わたくしは知っています。被害者の方々を、ついに連れ戻すことができなかったことは、さぞかし無念であったでしょう。わたくしはあなたの遺志を継ぎ、一日千秋の思いで待つご家族のもとに、拉致被害者が帰ってくることができるよう、全力を尽くす所存です。

    平成18年、あなたは、52歳で、内閣総理大臣になりました。戦後に生を受けた人として初めての例でした。わたしたち世代の旗手として、当時あなたが、戦後置き去りにされた、国家の根幹的な課題に、次々とチャレンジされるのを、期待と、興奮をもって眺めたことを、今、思い起こしております。わたしたちの国日本は、美しい自然に恵まれた、長い歴史と独自の文化を持つ国だ。まだまだ大いなる可能性を秘めている。それを引き出すのは、わたしたちの勇気と、英知と、努力である。日本人であることを誇りに思い、日本の明日のために何をなすべきかを語り合おうではないか。

    戦後最も若い総理大臣が発した、国民へのメッセージは、シンプルで明快でした。戦後レジームからの脱却。防衛庁を、独自の予算編成ができる防衛省に昇格させ、国民投票法を制定して、憲法改正に向けた、大きな橋を架けられました。教育基本法を、約60年ぶりに改めて、新しい、日本のアイデンティティの種をまきました。インドの国会に立ったあなたは「二つの海の交わり」を説いて、「インド太平洋」という概念を、初めて打ち出しました。これらはすべて、今日に連なる、いしずえです。

    そのころあなたは国会で「総理大臣とはどういうものか」との質問を受け、溶けた鉄を鋳型に流し込めばそれでできる鋳造品ではないと、答えています。叩かれて、叩かれて、やっと形をなす鍛造品。それが総理というものだ、と、そう言っています。鉄鋼マンとして世に出た人らしいたとえです。

    そんなあなたにとって、わずか1年で総理の職務にみずから終止符を打たねばならなかったことくらい、つらい事はなかったでありましょう。しかしわたしたちはもう、よく承知しています。

    平成24年の暮れ、もう一度総理の座につくまでに、あなたはみずからを、いっそう強い鍛造品として鍛えていたのです。「二つの海の交わり」を説いたあなたは、さらに考えを深め、「自由で開かれたインド太平洋」という、たくさんの国、多くの人々を包摂する枠組みへと育てました。米国との関係を格段に強化し、日米の抑止力を飛躍的に強くしたうえに、年来の主張にもとづき、インド、オーストラリアとの連携を充実させて、「クアッド」の枠組みをつくりました。あなたの重層的な外交は、世界のどの地域とも良好な関係を築かれた。欧州との経済連携協定と戦略的パートナーシップ協定の締結、そして、アジア地域、ユーラシア地域、中東、アフリカ、中南米地域と、これまでにない果断で率直な外交を展開され、次々と深い協力関係を築かれていった。平和安全法制、特定秘密保護法など、苦しい経過を乗り切って、あなたは成就させ、ために、わが国の安全は、よりいっそう保てるようになりました。

    日本と、地域、さらには世界の安全を支える頼もしい屋根をかけ、自由、民主主義、人権と法の支配を重んじる開かれた国際秩序の維持増進に、世界の誰より力を尽くしたのは、安倍晋三その人でした。

    わたくしは、外務大臣として、その同じ時代を生きてきた盟友としてあなたの内閣に加わり、日本外交の地平を広げる仕事に、一意専心取り組むことができたことを、一生の誇りとすることでしょう。

    国内にあっては、あなたは若い人々を、とりわけ女性を励ましました。子育ての負担を、少しでも和らげることで、希望出生率をかなえようと、努力をされた。消費税を上げるかわりに、増える歳入を、保育費や学費を下げる途に用いる決断をしたのは、その途の先に、自信を取り戻した日本の若者が、新しい何かを生み出して、日本を前に進めてくれるに違いないと、信じていたからです。

    あなたはわが国憲政史上最も長く政権にありましたが、歴史は、その長さよりも、達成した事績によって、あなたを記憶することでしょう。

    「勇とは義(ただ)しき事をなすことなり」という新渡戸稲造の言葉を、あなたは一度、防衛大学校の卒業式で使っています。
    Courage is doing what is right.
    安倍さん。あなたこそ、勇気の人でありました。

    一途な誠の人、熱い情けの人であって、友人をこよなく大切にし、昭恵夫人を深く愛したよき夫でもあったあなたのことを、わたくしは、いつまでも、懐かしく思い出すだろうと思います。
    そして、日本の、世界中の多くの人たちが、「安倍総理の頃」、「安倍総理の時代」などと、あなたを懐かしむに違いありません。

    あなたが敷いた土台のうえに、持続的で、すべての人が輝く包摂的な日本を、地域を、世界をつくっていくことを誓いとしてここに述べ、追悼の辞といたします。

    安倍さん、安倍総理。

    お疲れさまでした。そして、本当にありがとうございました。どうか、安らかにおやすみください。

    令和4年9月27日 日本国内閣総理大臣 岸田文雄

     https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220927/k10013839091000.html