細かいことを言えばキリがないのですが、楽しく見れる映画じゃないかな、と思います。
最初の事件の経緯が少しわかりにくいですが、まあ、許容範囲です。
警察官僚が本当に嫌な奴で、これがまた良かったですね。

最初、ちんたらしているな、と思ってしまって自分に反省。
思わせぶりな映像も、徐々に引き込まれていく、いぶし銀的な感じでいい。
内容としては、サスペンスではなく、ヒューマン。
対照的な兄と弟の葛藤が、すごくよく描かれている。
周りからはそうは見られないかもしれないけど、兄と非常に似た性質を持つ私にとっては、もう他人事とは思えない映画でした。
香川照之、バンザイ。

アル・パチーノとロビン・ウィリアムスのやり取りがそこまで盛り上がらないのが、本当に残念。
できれば、犯人をもう少し隠しておいたほうが良い気がしました。
ちょっとダラダラ感が否めませんでした。

のっぺりとした平凡なストーリーなんだけど、諦めず頑張る姿に共感します。
最後のスピーチは真剣に応援していました。
アリス・イン・ワンダーランドの赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターも良かったです。
チャーチルはどうかと思いましたが。。。

でも、結構、面白い。
コメディだから、設定の現実離れなんて関係ないし、その割にはいい話の要素もあるし、
悪い意味でなく、暇つぶしに最適。
飲みながらどうぞ。

その中で繰り広げられるストーリーも必然性が感じられないものばかり。
いったい何が言いたいんだ、この映画は、と思いました。
「世にも奇妙な物語」を見ている感じです。

ちょっとわかりにくいところもあったみたいですが、大満足です。
見終わった後、ヘラクレスごっこをしていたくらいですから。
大人も楽しめる映画だと思います。