どうせ、たいした本じゃないだろう、と軽い気持ちで読みました。読んでみると、意外に深い。そして、シンプル。
堀江貴文と私とは、かなりタイプの違う人間なんだと思うけど、共感する点がたくさんあり、びっくりしました。
共感した内容を箇条書きでメモしておくことにします。
- 時間が最も重要なリソースで、時間を切り売りしてお金を貰っているから、仕事がつまらない。そして、他人の時間でなく、自分の時間を生きることが大切。
- 没頭したら仕事が好きになる。仕事が好きじゃないのは経験不足。
- 10の信用があれば、100のお金は集まるが、100のお金で10に信用を集めることはできない。
- 責任が発生しないうちは、本当の自由はない。
なかなか良いことが書いてあります。読みやすいのもありがたいです。ゴーストライターだとしても関係ないです。もしかしたら、今は亡き駒場寮にいたというのが、あの古臭いにおいとともに親近感がわいたのかもしれませんね。
誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。【本書の主な目次】
第0章 それでも僕は働きたい
第1章 働きなさい、と母は言った──仕事との出会い
第2章 仕事を選び、自分を選ぶ──迷い、そして選択
第3章 カネのために働くのか?──「もらう」から「稼ぐ」へ
第4章 自立の先にあるつながり──孤独と向き合う強さ
第5章 僕が働くほんとうの理由──未来には希望しかない
おわりに