- 2018/07/24
直木賞作家・重松清が語る。育児哲学よりも「思い出」が親を強くする、という内容に激しく同意です。
「とんび」に感動したので、重松清でググってみたところ、教育に関する話が出てきていて、共感しました。 ……
バナー広告に表示され、気になったので、読みました。
なかなか面白い内容ではありますが、極論すぎる気がしました。
社会の1点も算数の1点も同じ価値だから、社会をおろそかにするな、というメッセージには完全に同意です。算数ばかり勉強して、社会を仕上げることができずに、受験にのぞむなんてありえないというのも同様です。
そして、社会が特殊な才能がなくても、暗記ものであるから、ある程度の得点源にすることが可能というのもそうだと思います。
でも、それだからと言って、社会をやれば合格するというのは言いすぎでしょう。点数で差がつくのは、やはり算数というのも事実だと思いますから。
実態のイメージとしては、攻めの算数、守りの社会、という感じじゃないですかね。そもそも、極論というのは、一面は真理だけど、真に受けると痛い目をみるんじゃないでしょうか。
塾の講師をしていたときの経験、中学高校の友人を見ていた経験ですが、頭の良かどうかを計れる教科は算数(数学)と国語だと思っています。
中学受験の合格の決め手となる科目は、国語でも算数でもありません。
”社会の出来で、合否が決まるのです!”
この本は、「社会」という科目に特化した今までにない全く新しい本であり、日本で唯一の中学受験 社会科専門塾を運営するカリスマ講師が「親御さん向け」に書きあげた合格戦略書です。
塾任せではなく家庭学習で実践していけば、確実にレベルアップできる「社会のバイブル」のような内容になっています。
中身の一部を公開すると、
【第1章 ~戦略編~】 「社会で勝つための4つの原則」をついに大公開!
【第2章 ~地理編~】 まず一番最初に覚えるべき「社会の公式」とは?
【第3章 ~歴史編~】 誰もが気になる年号の「ゴロ合わせ」を徹底解剖!
【第4章 ~公民編~】 公民を始めるあたりで誰もが悩む「地理・歴史の復習のタイミング」は?
【第5章 ~時事問題編~】 一体いつからどのレベルまで対策すれば良いのか?
このように、親御さんの誰もが悩んだり、知っておくと合格に近づくような社会の攻略法が250ページにわたって凝縮されています。
しかも、全国の有名中学や人気中学の社会の入試問題の一部をピックアップして、この問題を得点するためには、どうやって学習すれば良いのかもたっぷりと書いてあります。
本書を最後までお読みいただければ、社会に対する意識が180度変わること、間違いなし!