中学受験の失敗学、2年後にも冷静に読めるような状態であることを祈っています。

学生時代、塾で講師をしていた立場としては、大袈裟じゃないのと思うところもありますが、大筋は同意ですね。

できる子は、どうやってもできるし、できない子は、どうやってもできない。

できない子に受験テクニックという武器を与えて、少し点数を上げても、大きな視点からみると、無理してレベルの合わない中学に入ってもね、と思っちゃったりもします。

どうすれば、「地頭」そのものを良くすることができるかが、一番、興味あるところです。でも、これは難しいでしょう。個人的には、知能というのは遺伝に加えて、普段の会話の中や遊びの中で培われていくものじゃないかと思っているので、生活習慣ならぬ教育習慣を改善しないといけないんじゃないかと思います。ただ、どう改善していいのかはわからないのが問題ですけど。

長女が受験するかどうかは、本人は地元の学校に行きたくないので、やる気満々ですが、無理のない志望校ができたとき、はじめて受験確定ということになります。それまでは、もし、受験することが決まったときのための転ばぬ先の杖、って感じですね。

だから、1日30分から1時間程度、勉強してくれれば御の字です。

受験雑誌に載らない、
塾も教えてくれない裏(口)事情

中高一貫校への幻想、無謀な学習計画、
無理な目標設定……。失敗例から学ぶ合格のコツ

志望校全滅という事態には、
1. 何でも習いっぱなしで復習時間をほとんど取っていなかった
2. 塾や家庭教師の過密スケジュールで知識の整理・定着が妨げられていた
3. 子どもの偏差値をはるかに上回る学校で第二志望以下も固めていた
などの傾向が強い。これらのことに気をつけるだけでも、悲惨な結果から遠ざかることができるはずだが、マイナスの情報はなかなか表に出てこない。塾や家庭教師会社にとっては不名誉な情報であり、子どもが不合格になった家庭にとっては、振り返りたくない過去だからだ。
本書では、そのマイナス情報に初めてスポットを当てた。失敗例から成功の秘訣を学ぶ、真に役立つ中学受験指南書。

私は、中学受験専門の某有名塾講師が「バカはものの数に入らない」と言っているのを聞いたことがあります。しかし、受験産業が「バカ」な子どもの家庭からも授業料を取っている以上、この考え方は間違っていると思います。
必要なのは、親が学びのスキルを持っていなくても、子どものデキが非常に悪くても、受験産業に大金を投資しただけで終わらないための具体的ビジョンを示すことだと、私は考えています。