会社に行く途中に、長女の同級生に会いました。幼稚園の頃から一緒なので、駅に向かいながら、少し話をしました。
なんでも、SAPIXの夏期講習に行く途中とのこと。9時から12時まで勉強だそうです。
お約束で、「ちゃんと寝ないで授業を聞いてるの?」とたずねると、あたりまえじゃんと顔で答えた後、「家でプリントも大量にやっていて、最低でも3時間はかかるんだから!」と勉強しているアピールをしてくれました。
アピールは俺じゃなくて、お母さんにしてくれ、と思いましたが、よくよく考えると、塾で3時間、家で3時間も勉強しているだなんて、すごいですね。それ以外に、自主的に勉強しているとすると、起きている時間の半分ぐらい勉強している計算になっちゃいます。極端な例もありますが、小学生の成熟度からすると、勉強時間には限度ってやつがあると思いますし、たとえ、長時間できる子どもでも生産性は著しく低下すると思っているんですが、どんなもんでしょう。中学受験は成熟した子か、ものすごく頭のいい子だけのものではないと信じているんですが…。
この強制力は塾の良いところではありますが、そこまでしないといけないのかという疑問があるので、やっぱり批判的になっちゃいます。うちのようにUNOで地獄絵図というのも良いとは思いませんが、せっかく学校がないんだから、夏休みは勉強以外のことを多くやって欲しいと思います。
それでいて、成績は上がって欲しいという矛盾した気持ちでいっぱいですけど。