- 2018/12/15
ベネッセの教材、中身が全然アップデートされないのが不満だったけど、メリットもありました。
それは、長女と長男で比較できることです。 で、12月の到達度テスト、2人の比較はというと、ほぼ同じ。……
だいたい同感です。
大手塾は煽りすぎだという印象で、資格を取ってないとリストラされますよと言って、高額な講座を売りつけるのと同じビジネスモデルです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yahagikunihiko/20170215-00067723/
●スポーツや習い事と中学受験は「両立」できないのか
単刀直入に言えば、学校外での活動と中学受験勉強は多くの場合両立できる。ではいったい何が「両立できない」と言われているのかというと、予備校や進学塾のカリキュラムと両立できないのだ。中学受験対策を謳う多くの大手塾が、平日に四教科の授業を行い、土日にテストや特別講座がある。そのため5、6年生は週5日~6日塾に通うことになる。そうなるとスケジュール的に他のことをやる時間がとりにくい。つまり、塾に合わせるという前提が両立を難しくしているのだ。
小さい塾や個人塾は融通は利く場合が多いが、内容や持っている情報の面で心配だという声も聴く。この点に関しては、中学受験をちゃんと知っている講師が担当しているのであれば問題は無い。塾が持っている情報も、学校からの情報と過去問題やネットから手に入る情報のほかに有用なものは多くはない。大事なのは、生徒一人一人の状態を把握して、適切に指導することであって、それはデータではなく、個々の講師の情熱とスキル、そして相性による。
もっとも、両立するためには前提として基礎的な学力が必要であることは間違いない。しかし、ここにも偏見がある。この基礎的な学力が無ければそもそも、塾のカリキュラムに乗って物量をこなしたところで学習効果はあまり望めないのだ。
●受験勉強に必要な「基礎的な学力」
まず最も大事なのが「論理的な国語力」言い換えれば、正確に日本語を読み書きする能力である。これがすべての教科の基礎になる。教科書や問題文を正確に読めなければ、当然のことながら学力向上は難しい。多くの生徒がここで躓いているにもかかわらず、教科を分断した集団授業ではその問題解決が難しく、置いて行かれたままカリキュラムだけが進むことになる。
次に大事なのが、「計算力」と「図形思考力」。これらは個人差があるものの、正確さとスピードを身につけるにはある程度訓練が必要である。計算が遅いという理由で、いつも問題を最後まで解くことができず、思考力を高めるところまで行かない生徒も多い。集団授業では置いて行かれることが多く、遅い分実際に解く問題量が少なくなるので、ますます差がつくことになる。
これらの力をつけるのは学校でも家庭でも、その他の習い事でも可能である。意味を理解し、意識して正確さを心がけるだけでも効果がある。そして、これらの基礎力があるのであれば、集中して短期間で受験勉強をすることは十分に可能である。芦田さんの場合、大人に混じって仕事をすることや、台本などを繰り返し暗唱することなどで、論理的な国語力が養われていたのではないかと考えられる。