- 2021/05/04
長女が朝ごはんにチャーハンを作ってくれました。うれし、おいしい、朝ごはんです。毎週作って欲しいです。
どんなものでも、美味しく食べることができるという才能があるので、実験台として使っていただければ、と思……
コツコツ努力を継続できる子が伸びるのはあたりまえです。
ある年の中学受験のことでした。いわゆる御三家中学と言われる、筑波大学付属駒場中学校、開成中学校、麻布中学校に合格した生徒が4人いました。また、これら本命校には落ちてしまったものの、無事、第二志望の学校に受かった生徒が3人いました。
名門と言われる御三家中学校に入ることができたのですから、そのまま、スクスクと成長するのではと思いきや…、実際には、第二志望に行った生徒たちが大きく成長したのです。
6年後の大学受験の時です。本命校に受からなかった3人は見事、現役で東大に合格。大学受験の模試でも中学受験で成功した学生よりも、全員成績が上位になったのです。なぜ、受験に失敗してしまった3人は、この時期に逆転することができたのでしょう。
この理由について、松本さんが分析しています。
彼らに共通していたのは、コツコツ努力を継続できる子であること。10歳の時点では見えなかった『あとから伸びる力』を持っていました
この『あとから伸びる力』について、親は見過ごしてはいけません。
まだ小さな小学校の頃は、生まれた月や精神年齢によって、できること・できないことの差がつきがち。親御さんにとっても、もどかくしく思うシーンがあるでしょう。
しかし、中学・高校となると、そのような差が埋まるようになり、本来の力で勝負することができます。
子どもには、そんな時にしっかり伸びてほしいですよね。
『あとから伸びる力』のために必要なのは成績に一喜一憂せず、『コツコツ努力できているかどうか』を重視すべき
中学校・高校でしっかり本領発揮できるために、親がすべきことがあります。
それは、目の前の結果(受験結果やテストの結果)に右往左往するのではなく、その過程に目を向けていられるか。松本さんの指摘では、「成績に一喜一憂するのではなく、『コツコツ努力できているかどうか』を重視すべき」ということなのです。
やっぱり真面目にコツコツと勉強に向き合うことができる子どもが、伸びるんですね。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2842980
では、どういう子がコツコツ努力できるか、という話になりますが、それは、努力(この場合、勉強)が習慣化している子、明確な目的がある子、勉強が好きな子だと思います。
習慣化させるのは、「10歳の時点で見えなかった」と言っていますが、もしかしたら、10歳までに親が導くことだったりします。
明確な目的については、将来何になりたいかとか、中学入学時に大学受験に向けてのマスタースケジュールを話し合ってみるとかをすべきなんでしょうかね。
勉強を好きになるかどうかは、本人の嗜好もあるので、何とも言えませんが、勉強が嫌いな子に勉強をさせるのはやめたほうがいいということだと思います。勉強が死ぬほど嫌いなのに、勉強をさせても大成するとは思えません。
ちなみに、習慣化については、最初はほんの少しでOK。毎日必ず決まったパターンで行い、達成感を得るのがポイントみたいです。これも、あたりまえな気はしますが。
1.タイミングと場所を決める
2.小さく始める
3.目標を明確に定める
4.記録する
5.“習慣ともだち”をつくる
ちなみに、長女は早起きして朝勉強するという習慣をつけ、studyplusを使って勉強時間を記録したりしました。対する長男には性格を考慮し、週間のチェックリストを用意して、勉強したら記録して、目標をクリアしたら10円あげるというお金で釣る作戦にしています。
以下、参考までにやり抜く力の話です。