「お年玉、二人合わせて、三万円」、お見事っ。学校公開で教室の後ろに貼られていた俳句が秀逸すぎて笑っちゃいました。

長男の学校公開だったので、見に行っら、子どもたちの俳句が掲示されていました。

その中でひときわ輝いていたのが、これ。

二人合わせては、やっぱり、二人から三万円をゲットしたのでしょうか。だとすれば、他の人からも貰えるだろうから、総収入はいくらだったのかな。

いやいや、このご時世、兄弟で三万円だったのかな。だとしたら、一生懸命にかき集めた感が出ていて微笑ましいですね。

もしかしたら、お金持ちの親戚が居て、親は五百円とかしかくれないのに、そこに行くと、おじいちゃんとおじちゃんで1日に三万円ゲットして、そのギャップが嬉しくもあり、悲しくもあるという人生について詠んだのかな。

などと想像力を掻き立てられる素晴らしい俳句です。季語もあるし。お年玉を「一」の含む言葉に変えると、一二三になって、なお良かったんですけどね。

もう一度、味わいましょう。

「お年玉、二人合わせて、三万円」

 

残念ながら、これは長男の作品ではないです。

これを長男が書いていたら、素晴らしい句ではあるけれども、ちょっと恥ずかしいなと思っていたら、その子のお父さんらしき人が教室に入ってきました。

思わず、微笑んでしまいました。

見た感じ、3番目の親戚とのギャップ説が有力な気がしました。

うちの子どもたちはどちらかというと無難な作品が多いのですが、子どもたちは自由でいいですね。長女のときも、詩を読んで、感動したことを思い出しました。

http://konchan.net/x/archives/6720

 

 

そんな話はさておき、道徳の授業って大変ですね。相手は子どもなので、かなり強引に進めないとまとまらないけれども、あまりにも考えを押し付けると洗脳みたいに感じられちゃうし。デリケートな教科ですね。

いっそのこと、イソップ物語でやればいいのに。

 

この難しい教科を一生懸命やっていました。授業内容には全く興味を持てなかったけど、授業を見て安心することができました。若い女の先生なのですが、かなり圧力を感じさせる先生で子どもたちがうるさくなく、授業に秩序があるのはいいですね。長女のときは、学級崩壊していたので、なおさら、そう思います。

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