- 2023/02/26
囲碁のAIが弱点を突かれて人間に負けたそうです。ん、どういうこと?これは将棋でも起こりうることなのかしら。気になります。
どういうことなんだろう。気になる。 そもそも、どうして、AIが自分で学習できるかというメカニズムから……
以前、ブログにも書きましたが、長男は日々の目標・計画を立てて、実績をチェックして、その結果がお小遣いに反映されるというポイントシステムを導入しています。
http://konchan.net/x/archives/23660
これは何も勉強に限った目標ではなく、お手伝いをするとか、サッカーやプールに行くとか、詰将棋を解くとかも含めています。
その中の1つに将棋倶楽部24というオンライン対戦できる将棋アプリがあり、これのレーティングが一定以上UPしたらポイントゲットというKPIを設定していたのですが、レーティングは負けると下がるので、長男は将棋指さなくなりました。
1000敗すれば初段になれるというように、対局数は上達に与えるインパクトは大きいと思っているので、せっかく、強くなって欲しいと思っていたのに、逆効果になってしまいました。
そこで、勝ったら1ポイント、負けても0.5ポイントというようにKPIを変えてみました。
すると、効果てきめん。変えた日から指しはじめました。
しかも、3連勝して、過去最高のレーティングを更新しそうな勢いで、ますます、やる気になっています。
最初から、適切なKPIを設定しておけば良かったなぁ、と反省している次第です。
以前に読んだ学力の経済学でも、ご褒美で釣ってもいいけど、プロセスに対してでなければいけない、と書いてあった気がします。記憶はあやふやですけど。
余談ですが、こんな本も出ているのですね。なんか寄生虫モデルでイヤですけど。
話は元にもどって、望ましい結果を得るために、最善と思われるプロセスを定義し、そのプロセスに対して、報酬を与えるというのが、基本ですね。今回の場合、レーティングという結果に対してではなく、対局するというプロセスを目標にしないといけないということです。
こう考えてみると、会社とかで、営業利益を目標としていても、営業利益を出すためのプロセスって何だろう、って考えないといけないのですが、そこは十分でないケースが多い気がします。ダブルで反省です。