東大が入試にぶっ込む「頭のよさを測る」問題、って刺激的なタイトルですけど、結構、面白いです。

東大が入試にぶっ込む「頭のよさを測る」問題、って刺激的なタイトルですけど、結構、面白いです。

内容は、そりゃあそうだろう、という内容ですが、とても説得力がある文章でした。

知識じゃなくて、頭の良さというのは、東大だけじゃなく、中学受験でも上位校は同じ考え方だと思います。(もしかしたら、東大を意識して、そうなっているのかもしれませんが、そうであれば、東大のポリシーを公開する意義があったということだと思います。)

知識なら、Googleがあれば十分ですから、頭の良さが必要です。もっとも、AIの発展により、頭の良さも必要なくなってしまうかもしれませんが。そうなったら、結局は、人柄になるのかもしれません。人柄も研究され尽くしちゃうとつまらないですが、私の生きている間は、そこまでは到達しない気がします。

 

https://toyokeizai.net/articles/-/237923

「勉強しているはずなのに、成績が上がらない」「どれだけ本を読んでも身に付かない」。受験生に限らず、勉強熱心なビジネスパーソンでも、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
「かつての僕は、まさにそうでした」。2浪、偏差値35という崖っぷちから1年で奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏は、自らの経験を振り返って言います。「でも、ちょっとした工夫で、劇的に改善したんです」。
教科書、参考書だけでなく、あらゆる本の読み方を根本から変えた結果たどり着いた、「知識を増やすだけでなく『地頭力』も高められる」「速く読めて、内容も忘れず、かつ応用できる」という読書法を、新刊『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』にまとめた西岡氏に、「東大が求める頭の良さ」を解説してもらいました。

 

 

「頭がよくなりたい」と考えると、私たちは「知識量を増やす」ことに重点を置きがちです。しかし、実は大切なのは「つなげられる知識」を増やし、「つなげる」ことを実践すること。難しい本ばかりたくさん読むのではなく、簡単な本を何度も読んだり、日常から学ぶ姿勢を忘れてはならないということなのかもしれません。

 

まあ、その通りかなと思います。

東大のアドミッションポリシーが公開されていることをはじめて知りました。

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/e01_01_17.html

第一に,試験問題の内容は,高等学校教育段階において達成を目指すものと軌を一にしています。
第二に,入学後の教養教育に十分に対応できる資質として,文系・理系にとらわれず幅広く学習し,国際的な広い視野と外国語によるコミュニケーション能力を備えていることを重視します。そのため,文科各類の受験者にも理系の基礎知識や能力を求め,理科各類の受験者にも文系の基礎知識や能力を求めるほか,いずれの科類の受験者についても,外国語の基礎的な能力を要求します。
第三に,知識を詰めこむことよりも,持っている知識を関連づけて解を導く能力の高さを重視します。

3つ目は、素晴らしいです。

でも、鍛えるのはなかなか難しいです。一番、いいのは、頭の良い人と接する機会を増やすことじゃないかと思っていますが、どうでしょう。そういった意味で、ある一定レベルの知的好奇心がある子どもが、中高一貫校に通うのは、教育的な効果があるのかもしれません。