桜井信一のわが子に教えたくなる中学受験算数・国語、これを読んで誤解する人がいるんだろうな、と思いました。

読んでいて、なんか違う気がするんですよね。

塾は、最上位のできる生徒を難関校に合格させることしか考えていない、という主張や、偏差値60を取るためには、どの程度できればいいか、という考察は、その通りだな、と思うんですが、各論が間違っている気がします。

国語はそれなりに参考になると思いますが、本質なのかなぁ。算数については、解き方の暗記じゃなくて原理原則に思いをはせよ的なトーンなのに、国語については解法のテクニック論に終始しているのも、なんとなく、不可解でした。

で、肝心の算数が、納得感がなかったです。すごく重要なことのように書かれていることが、そんなに重要じゃないような気がしてなりません。些細なことを大袈裟に言っているマッチポンプ戦略ですね。

だって、桜井さんの勉強って、こんな感じだったわけですから。

そこまでやる? 受験は目的じゃなくて、手段だと思うんですけどね。 うちは、いろいろと計画を立てても、その場のノリで楽しいことがあ...

本人は試行錯誤して得たノウハウだと言うのでしょうが、私には、質を量でカバーしたやり方としか思えません。これだけの時間やれば、解き方の丸暗記でも同じ成果が出たような気がしますけど。

素数はカレーの具と考えよう。解き方を形で覚えないために。鉛筆1ダースはなぜ12本?最大公約数は引き算でできる。語彙はわからなくてもOK!面接の要領で記述を練習する。点数が安定しないナゾ。問題文の縦一行の文字を数える…目からウロコの作戦と裏ワザが満載。中学受験界のカリスマによる究極の親のための参考書。


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塾に通うだけで一向に伸びない子、週テストは出来ても、なかなか偏差値が伸びない子、6年生で、もう時間がない子……。

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【目次】

もう私は出し惜しみする必要がないのです――まえがきに代えて

<算数編>

第一章 わが子の頭の中を覗いてみる

これが算数のリトマス紙
2―6―2の法則
小学校の算数と塾の算数
「大人」だから思いつくこと
親の行動力を見せつける
塾だけで下剋上はない
射幸心をあおる

第二章「算数の基礎」って何のこと?

週テストは出来ても模試が出来ない
偏差値50とは何か
偏差値60はすごいのか
数に生活感をもたせる
素数はカレーの具
最大公約数は引き算でやる
8割を体で覚える
○○算なんてない
カレンダーは算数の宝庫

第三章 上位2割はこう考えている

「解くために」読む方法
比と分数は同じもの
逆比はワザでも何でもない
てんびんが理解できない子
方程式の是非の愚
速さは実験が必須
平面図形はどこを見るか
三角定規はなぜ2種類か
へこんでも表面積は同じ
補助線を考える
ラグビーボールの面積
数列こそ中学受験の醍醐味
6年生の夏の差

<国語編>

第四章「国語が苦手」の深い意味

「算数君」の国語の悩み
国語のほうが伸びる
正攻法では間に合わない
最後まで読めない子
辞書は引かない
面接の要領で答える
言葉を拾ってくる
なぜ成績が安定しないのか

第五章 国語にも方程式がある

与謝野晶子の読み方
そもそも小学生向けか
この文章、何の話?
子どもは具体例にだまされる
抜き出しの裏ワザ
五十字とはどんな長さか
部分点なんてない
書かずに口で答える
科学者はね、
こうだけど、こう
本当は難しい物語文
物語は時制を読む
中学受験はすべて置換である

『桜井信一のわが子に教えたくなる中学受験算数・国語、これを読んで誤解する人がいるんだろうな、と思いました。』へのコメント

  1. 名前:ひろ吉 投稿日:2018/10/21(日) 11:34:02 ID:7796283e3 返信

    あっ、そうそう、この本を読んだからと言って、教えたくならないと思います。
    教えたくなったとしたら、自分は影響を受けやすい性格なんだと、自己認識しておいたほうが良さそうです。