博報堂スピーチライターが教える短くても伝わる文章のコツ、すごく理解しやすい本です。

私はこういう本は好きですね。読んでも、あまり文章がうまくならないのが残念ですが、気づきは多いと思います。

印象に残っているところを、目次ベースで抜き出しておきます。抜き出してみたら、大部分になってしまい、びっくり。それだけ面白い本だったということでしょう。

  • 文章は「要約力」で決まる!
    • 要点から逃げると、文章は長くなる
      • →同感です。文章を短くすることを考えることは最も重要なことだと思います。それに加えて、内容を構造化することが大事ですね。
    • 「1ページ・1ライン法」でエッセンスを絞り込む
      • →やってみると面白いかもしれません。
    • 本音と建て前を見抜く「ジキル文」と「ハイド文」
      • →面白い考え方ですね。
    • 要約文は40字にまとめる、なんでもタイトルをつけてみる
      • →ぜひ、やってみたい取り組みです。これが確実にできれば、読み誤ることがなくなります。
  • わかりやすい文章の”骨格”をつくる
    • いっきに書いた文章をいっきに削る
      • →削るという作業を入れることがポイントです。これは文章だけじゃなく、パワーポイントでも同じです。
    • 書き出しは『桃太郎』で
      • →5W1Hを明確にしろ、そのなかで、いつというのが重要だという話ですが、Whenがそこまで重要とは思いません。
    • 「早い話が」で、早く伝わる話にする
      • →これは要約と同じですね。
    • 「とにかく大変だった」で相手の興味をかき立てる、相手本位の順番で書く
      • →相手の興味をそそらせるために、書き出しには注意しないといけません。前置きが長いと、最後まで読んでもらえないですから。
    • 相手が「何を得するか」で文章を組み立てる
      • →ビジネス文書や、プレゼン資料の場合、
    • 小学4年生にも伝わる言葉を選ぶ
      • →最も重要なところだと思います。難しいことを難しく説明する奴はバカだと思いますね。もっとも、優しいことを難しく説明する奴よりはマシですけど。
    • 自分の定義でオリジナリティを出す
      • →これができるように、なったらもうゴールに近いですよね。言葉を創るわけですから。ただ、世間一般に伝わる言葉は難しいとしても、ローカルで通用する言葉を創るというのは、一体感を出すうえでも効果的かもしれません。
  • ちょっとした工夫で読み手の印象は劇的に変わる
    • 絵文字の代わりに「ラポート・トークを添える」
      • →確かにそうだな、と思うものの、実践するのは難しい気がします。
    • 「やんわり語」をやめる
      • →実際に可能な限りやめてみたけど、意識しないとついつい
    • 最初と最後の文を呼応される「サンドイッチ文」
      • →これはテクニックとして使いたいですね。対句を大きく使うっていうイメージでしょうか。
    • カギカッコを効果的に使う
      • →強調することもできるし、通常とは違うという意味合いも出てきていいんじゃないでしょうか。
    • ”リズム”がいい文章は、短く伝わる
      • →絶対にそう。リズム大事です。
    • Q&Aで読み手に頭を使わせる
      • →プレゼンとかを考えるなら、必須ですね。
  • スピーチライター流 文章力を磨くトレーニング
    • 徹底的にアウトプットする
      • →同感です。だから、ブログ書いてます。いい加減ですけど。
    • 自分専用の「名文ノート」をつくる
      • →やってみたいですけど、ちょっと優先度は下がりそうです。
  • ケース別 相手の心を動かす文章の書き方
    • 企画・提案書はプレゼンを想定して書く
      • →これは、あたりまえでしょ。プレゼンを想定していない企画書、提案書なんてあり得ないです。
    • 礼状は、場面を描く
      • →参考になりました。例えば、いただいたお菓子美味しかったです、というよりは、家族で取り合いましたとかのほうが伝わります。
    • SNSは「大勢の中のあなた」に向けて「肉体語」で書く
      • →肉体語、というのがピンとは来ないのですが、体験に基づいた話や、自分の言葉を使って説明した話じゃないと伝わらないというのはその通りだと思います。
    • キャッチコピーは「特定の個人に届く言葉」を選ぶ
      • →特定しているんだけど、かなり多くの人に当てはまるものがいいですよね。

ふと、思いましたが、中学受験の国語でも応用できるかもしれません。

「何から書いていいのかわからない」「どう書けば伝わるのかわからない」という、文章に関する悩みを解決するコツが満載!

企画書、提案書、メール、エントリーシート、SNS……。仕事でも、プライベートでも短い文章を書く機会は多いもの。
しかし、限られた字数のなかで読み手に伝わる文章を書くのはなかなか難しいものです。
また、SNSが発達するにつれ、炎上、クレーム、批判を恐れるあまり、あえて言いたいことをぼかし、曖昧に伝える文章も増えています。
こういった迷いが生じると、文章は長くなり、どんどん伝わりにくくなってしまいます。
本書は、博報堂でスピーチライター、コピーライターとして活躍するかたわら、大学などで「言葉の持つ力」について教えている、言葉のスペシャリストが、短くても伝わる、そして読み手に「面白い! 」と思わせる文章の書き方を、ていねいに解説していきます。

第1章 文章力は「要約力」で決まる!
第2章 わかりやすい文章の“骨格”をつくる
第3章 ちょっとした工夫で読み手の印象は劇的に変わる
第4章 スピーチライター流 文章力を磨くトレーニング
第5章 ケース別 相手の心を動かす文章の書き方