もくじ
『デイブは宇宙船 (Meet Dave/2008 米)』
――“エディ・マーフィが〈中に100人乗ってます〉”SFコメディ
あらすじ(ネタバレ薄め)
展開 | ポイント |
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① ニューヨークに“人間そっくりの物体”が墜落 | その正体は〈身長3 cmの宇宙人100名が操縦するヒト型宇宙船〉。船長も乗組員もミニサイズで、外見はすべてエディ・マーフィ。 |
② 目的は“海水中の塩” | 母星ニルはエネルギー危機。大量の塩を奪う装置=金属球「オーブ」を3 か月前に落下させており、回収任務に来た。 |
③ 地球文化にカルチャーショック | • 宇宙船デイブは歩き方も会話も不自然。 • 人間の少年ジョシュ&母ジーナと交流し、人類の優しさに触れる。 |
④ 乗組員が“地球好き派”と“侵略続行派”で対立 | 副官ナンバー2は「任務遂行」を主張しクーデター。船内でミクロな銃撃戦が勃発。 |
⑤ クライマックス | オーブ起動=地球の海水吸い上げ秒読み。ジョシュの協力でデイブは人類を守る選択をし、船内“反乱”を鎮圧──という王道ヒューマンエンドへ。 |
テーマ:
“地球で学んだ〈感情〉が、効率至上の宇宙人を変える”
ネット上の評価・感想を整理
連携サイト | 平均スコア* | 好評点 | 不満点 |
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Filmarks | 3.6/5filmarks.com | ●ユニークな“人型宇宙船”設定 ●エディ・マーフィ1人2役の顔芸 |
●ギャグが子ども向け ●中盤以降テンポ失速 |
映画.com | 3.0/5eiga.com | ●家族で安心して見られる娯楽作 | ●脚本がご都合主義 ●SF設定を活かし切れず |
Rotten Tomatoes | 批評 20%・観客 42%rottentomatoes.com | ●“カルチャーギャップ”コメディは時々光る | ●旧式ギャグ多め、斬新さが途中で失速 |
*2025年6月時点の概算平均
SNS/ブログの声(要約)
タイプ | 典型コメント |
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👍ライト層 | 「子どもと観て爆笑。宇宙船の中の司令室セットがツボ」 |
👍エディ・マーフィ推し | 「久々に“ハズレじゃない”マーフィ映画!」 |
👎シリアスSF派 | 「設定が天才的なのに脚本が小学生向けで残念」 |
👎辛口コメディ勢 | 「90年代のノリを2008年にやられても…」 |
雑談ネタにするなら
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「もし自分の身体が宇宙船だったら乗組員に何をさせる?」
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マーフィ映画“当たり外れ表”談義(『ビバリーヒルズ・コップ』~『ホーンテッドマンション』~本作)。
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“塩”を求めて地球侵略という発想の奇抜さをツッコむ。
ひと言まとめ
『デイブは宇宙船』はアイデア勝ちのファミリー向けSFコメディ。
前半の“人間型宇宙船あるある”で笑い、後半は少年と宇宙人の心の交流でほっこり――深く考えず軽く流す週末のお供にどうぞ。