- 2015/12/13
長男が完成したレゴを落として大破。拾って作ろうとしているけど、うまくいかず泣きながら作っています。
そんなの自分の責任だから、頑張るのか、諦めるのか自分で決めてくださいね。 メソメソして、暗に親の助け……
とあるプロ講師のブログです。
https://ameblo.jp/sigmund7531/entry-12443561651.html
中学受験に向いている子に、「精神年齢が高い」というウソがあります。以前にも紹介しましたが、そもそも論として、中学受験に向き不向きはありません。前向きか後ろ向きかのどちらかです。
そもそも精神年齢ってなんだって話です。よくわかりません。中学受験に最適な精神年齢があるんでしょうか?
精神年齢が高いというのは、大人の視点から、「頭がいい子」という後付けでしょう。
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要するに、精神年齢を持ち出すということは、どうにもならないものに逃げているということです。
素直、頑固は確実にあります。素直な子の方が成績が伸びる傾向はあります。でも、それは精神年齢とは関係ありません。
結論:中学受験に精神年齢を持ち出した時点で、負け。
精神年齢を言い訳にするのは、逃げでしかないということは、共感できる面もあるけれども、やっぱり関係があると思います。
精神年齢というと誤解を招くかもしれないので、言い方を変えると「実年齢」です。統計的に、4月生まれのほうが、3月生まれよりも平均偏差値も高く、中学入試の合格者数も多いと言われています。
受験勉強のカリキュラムが、生まれ月に関係なく同じであることを、考えると、実年齢が与えている影響ってあると思います。それは、学業だから、脳みその成長と考えるのが妥当でしょう。
筋肉と同じで、脳みそそのものの容量というのもありますが、自制心の類の精神的なものも重要な要素じゃないかと思います。目標を立てて、その目標に向かって、遊びたい心を抑えて、勉強する、という能力が重要な気がします。
もちろん、これらには個人差はありますが、個人においても、年齢による成長というのがあるはずで、成長が早ければ、有利だと思います。
この自制心の発達度合いを精神年齢と呼ぶとすれば、精神年齢が低いとなかなか成果がでにくいと言えるのではないでしょうか。
そして、素直と頑固で、素直なほうが伸びるというほうが、余程、恣意的な気がします。素直と頑固ってどういうふうに測ったんでしょう。成績が伸びた子を、頭のいい子を、素直と定義しているだけのようにしか思えません。
それに、先生の言うことを聞くから、伸びるだなんて、先生が言ったら、傲慢な気がします。お前、俺様の言うことを聞け、ってことでしょ。