たぶん、アマチュアで最大の将棋大会。長男に刺激されて、初めて参加しました。そもそも、将棋大会というものの参加が初めてです。
個人戦ではなく、7人対7人で戦う団体戦で、それもまた、面白かったです。
チームとしては、イマイチな戦績でしたが、個人としては、7勝3敗で、まずまずだった気がします。
振り返ってみると、
- 1戦目:完敗。相手が角道を止めない四間飛車で、角交換後に向かい飛車に周り、逆棒銀で攻められて完敗。調べてみたら、一昔前に流行った定跡手順みたい。知らないというのは厳しいですね。ここは団体での結果が3-4だったので、私が勝っていれば、チームで勝っていたのに、と思うと悔やまれます。
- 2戦目:勝ち。初戦負けたので、ムキになって早繰り銀。一気に攻め潰すかと思いきや、決め手に欠ける感じで、意外にだらだらしちゃいました。危なげはなかったですけど。
- 3戦目:勝ち。横歩を取らせて、自分なりには、優勢になったかなと思っていた局面で飛車を切られて攻められたら、やばっ、劣勢じゃん、という感じ。以降、ずっと攻められたのを何とか凌いでいたら、攻めの番が回って来て勝利。プチ逆転勝ちかな。チームは1-6だったので、一矢を報いることができて良かったです。
- 4戦目:圧勝。棒銀で攻めていたら、相手がポカをしたおかげで、完璧に勝ちました。途中からは安全勝ち。
- 5戦目:負け。相矢倉で、攻められたら、あっという間に潰されて、まさかの、どうにもならない局面になっちゃいました。あまり早く負けるとチームの士気にかかわるので、粘っていたら、相手が詰みを何回か逃したおかげで入玉。でも、駒数が圧倒的に足りないので、どうしようかと思っていたところ、王手見逃しで負け。えっー、最悪。せっかく、ここまで粘ったのに。
- 6戦目:勝ち。対四間飛車。互角の形勢だったけど、相手が油断していたところ、狙っていた筋が見事にはまって一気の寄せで決着。珍しく気持ちのいい勝ち方でした。でも、チームは1-6でした。
- 7戦目:負け。対三間飛車。中盤のつばぜり合いで、優勢になったと思ったけど、天守閣美濃のこびんを継ぎ桂で攻められて、あっという間に寄せられてしまいました。将棋会館で二段らしい。さすがに強い。なんとか粘って、上部に逃げ出しつつある状況だったものの、反撃を焦るあまり、1手詰めを見逃して負けてしまいました。がくっ。
- 8戦目:勝ち。対中飛車。相手は小学生もしくは幼稚園生という感じの子どもでしたが、子どもらしい強さで、あっという間に攻め込まれてしまいました。負けちゃうかなと思っていたら、相手が失速したので、敵玉に攻めて勝ちました。うまーく逆転して感じです。
- 9戦目:勝ち。腰掛銀。角をお互い手持ちで、相手の打った角を、銀と交換することができ、優勢に。その後、激しく攻められて、危ない局面もあったけれど、何とか勝つことができました。でも、チームは1-6でした。
- 10戦目:勝ち。対棒銀。腰掛銀で対抗したのが良くなかったのか、作戦負けで、相手が矢倉に囲うのを許してしまいました。その後、相手の棒銀を受け損なって、大劣勢になっちゃいました。苦しいところを、何を血迷ったか、飛車をタダ取られで、大きな駒損、こちらの陣形はガタガタなのに、向こうは矢倉が手つかずと、必敗の形勢になっちゃいました。じっくり受けた後、開き直って攻めたら、相手の緩い手もあり、大逆転。自分でもびっくり。
って感じです。
やっぱり8勝2敗か、9勝1敗ぐらいで、終わりたかったなぁ。王手見逃しや1手詰め見逃しや飛車のただ取られなど、ポカが多すぎで、まず、これを直すことが先決ですね。
ただ、来年は出場できるのだろうか・・・